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2017.06.16

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ロゼ・ピエール・ド・ロンサールの赤

2016年新作 ロゼ・ピエール・ド・ロンサール

先日、長野県中野市にある一本木バラ公園にて「ロゼ・ピエール・ド・ロンサール」を思いのほか早く入手することが出来たとお伝えした。ここで「ロゼ・ピエール・ド・ロンサール」についておさらいすると、ロゼ・ピエール・ド・ロンサールは2016年にメイアンから発表された、ピエール・ド・ロンサールの赤の枝変わり品種である。ピエール・ド・ロンサールシリーズには、本家大元のピエール・ド・ロンサールの他に、白のブラン・ピエール・ド・ロンサール、赤のルージュ・ピエール・ド・ロンサールがある。ボクはすでにルージュ・ピエール・ド・ロンサールも所有しているのだが、ルージュ・ピエール・ド・ロンサールは血縁的には何らピエール・ド・ロンサールとは関係ない、別物の品種である。ルージュ・ピエール・ド・ロンサールは癖のある品種であり、非常に強健であるものの、花がボール状になって開かないという難点がある。
そんな中、メイアンから「ロゼ・ピエール・ド・ロンサール」が発表されたと聞き、興味津々だったのだが、発表されたばかりで市場に出回っている数が圧倒的に少なく、しばらくはおあずけになると思っていたのだ。しかしながら、バラ祭り会場にて偶然にも早々に手に入れる事が出来たという訳である。

ロゼ・ピエール・ド・ロンサールの赤

アブラムシそしてこれが今回初めて拝見する、「ロゼ・ピエール・ド・ロンサールの赤」である。写真の通り、比較的明るめの赤だ。通常、新苗の蕾は全て摘蕾してしまうのだが、ロゼ・ピエール・ド・ロンサールの花色をどうしても確認したくて、そのまま咲かせたものである。

このロゼ・ピエール・ド・ロンサールはピエール・ド・ロンサールの枝変わり品種であるからしてつまり、花色以外のすべての形質はピエール・ド・ロンサールと全く同じである。
白のブラン・ピエール・ド・ロンサールも花色以外のすべての形質はピエール・ド・ロンサールと全く同じであることを考えると、どうしてここまで色の違うものが出てくるのか、植物の不思議を感じてしまう。

アブラムシピエール・ド・ロンサールは大好きな品種であるが、見つけた瞬間に勢いで飛びついたものなので、地植え場所がまだ決まっていなかったりする。
まだ新苗ということもあり地植えにはちょっと早い。ちょうどDavid Austinのストロベリー・ヒルを購入したときのポットが余っていたので、そこに鉢増しているが、明らかに根が付いたようでグングンと成長し始め、強健種としての一端を垣間見せ始めている。

こいつのポテンシャルが一級であることは、ピエール・ド・ロンサールを育てていて百も承知。その一級のポテンシャルを引き出すには、どこに植え付ければよいのか考えているところなんだ。

 


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