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2017.05.06

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses アブラムシとバラゾウムシ

テス・オブ・ダーヴァーヴィルズにたかるアブラムシ

アブラムシGWにもなると気温が上がり、バラも待望の蕾を次々と上げるようになってきた。特に、今年は寒の戻りで霜に当たるような事もなく、ブラインドの発生が例年より少ないように感じている。日々目に見えて充実する蕾を目のあたりにするのは、バラ愛好家にとって最も心が躍るシーズンと言えるが、この時期はご存知アブラムシの発生時期でもある。
実は、ボクにとって最大の病害虫は大切に育てた株を突然のように枯死に至らしめる「カミキリムシの幼虫」と、進行は遅いもののゆっくりと確実に枯死に至らしめ、いったん罹ったら手の打ちようのない「がん腫」の2つなので、適切な薬剤散布で一発で全滅させられるアブラムシの被害など蚊に刺されたようなものと考えていたりする。

そうは言っても日々倍々で増殖するアブラムシは看過することはできない。左の画像はイングリッシュローズの中では貴重な赤系のつるバラ「テス・オブ・ダーヴァーヴィルズ」にたかるアブラムシ。数日前はこんな状態にはなっていなかったのだが、一瞬で大群を形成してしまっていた。

(ニコンが誇るマイクロレンズで撮影しているので、画像を拡大すると結構気持ち悪い絵が見れるようになっている。)

アブラムシこれはアブラムシを退治してくれるヒラタアブの幼虫。バラ栽培をしていると極悪面のこの幼虫を見かける事があるかもしれないが、これはバラにとっての益虫なので、退治しない方が良いだろう。

ヒラタアブの周りのアブラムシは全滅状態となっているが、はっきり言ってヒラタアブなどの益虫だけでアブラムシを退治してもらおうなど甘いことを考えていたら、さらに倍々でアブラムシが増殖するので、ここは素直に薬剤に頼るのが正解だろう。

アブラムシ我が家には電動ポンプがあるので庭全体に薬剤を散布することが可能だが、いまのところ被害も軽微だし大掛かりにやる気分でもなかったので、今回はハンドタイプのベニカで対処することにした。

アブラムシサッと一吹きするだけでこの通り。一発で全滅する。本格的にアブラムシが発生して困るレベルになるのであれば、電動ポンプ+スミチオン等のじゅうたん爆撃・全滅弾を庭全体にくらわすことも可能。そしてその場合の所要時間は20分で済むだろう。
近所の書店でバラ栽培の本を読んでみると相変わらず無農薬・有機栽培が流行っているようだが、ボクは最小の労力で最大の効果を上げたいと考えているので使える便利アイテムは積極的に使っていきたいと考えている。
もし無農薬・有機栽培でバラが美しく咲かないとお悩みであれば、化学農薬や化学肥料などに積極的頼ってみるとその問題を解決できて、最小限の労力で最大限にバラを楽しめる近道になるかもしれない。

バラゾウムシの被害も顕著に

バラゾウムシバラゾウムシの被害も顕著になってきた。画像はバラゾウムシ被害に遭った「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」の蕾。蕾の中に卵が産みつけられている可能性は無きにせよ非ずなので、枯れた蕾を見つけたら放置はしない事。「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」は驚異的に強健なバラなので、多少バラゾウムシ被害に遭ったとしても問題はないが、もしこれが花数の少ないハイブリット・ティなどであればバラゾウムシに対して明確な殺意が芽生える事だろう。
コイツに対しては農薬散布は効果を上げられないイメージがあり、結局のところ「捕殺」が最も効果を上げられている。しかしながらコイツは身を隠す名人なので、本気で探すつもりじゃないと中々見つける事が出来ない。そろそろまとまった時間を取って徹底的に退治したいところだ。

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