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2016.10.16

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 引き続き誘引作業 ピエール・ド・ロンサール

西側壁面 誘引前

イメージ引き続きバラの誘引作業を続ける。このところ誘引ばかりしているように思われるかもしれないが、庭全体のボリュームから言えば半分も終わってねぇ・・・。前回はジェネラス・ガーデナーを料理したが、今回の標的は壁面向かって左側と中央にある「ピエール・ド・ロンサールx2株」「コンスタンス・スプライx2株」だ。両者とも一季咲きのつるバラがゆえに伸長力が強く、写真に見えるように2階高さを優に超えて伸びている。植え付けたのは2008年の事だからこれで8年物だ。コンスタンス・スプライなどは割りばしを割ったほどの頼りない新苗にすぎなかったのだが、8年の時を経てここまで大きくなった。バラに西日は良くないなどと書いてある書籍が散見されるが、それを見事にブチ破る生育ぶりとパワーを見せつけてくれているのだが、バラが好きでなかったら「手に負えないほど成長」していると言っても過言ではないだろう。今回の課題は向かって左上に写っている二階を超える高さで伸びたピエール・ド・ロンサールのシュートをどのように処理するか?である。

とりあえず脚立を立ててよじ登るしかない

イメージ このようにして脚立を使うのは安全上NGだが普通に脚立を折って使ったのでは、全然全くもって何をどうやっても届かないため、こんな風にして上によじ登るしかない。ちょうど中央のところまで足をかけて立って手を限界まで伸ばすと、ギリギリ頂点のワイヤーに手が届く。その状態で下を見下ろすと、「落ちたら最悪死ぬな・・・。通常でも頸椎損傷、運が良くて骨折。」というレベルの高さである。傍から見るとメチャクチャ不安定なところに立ってる人であり、危なっかしいったらありゃしない。
イメージ緑色の枝が今年伸ばしたシュートだが、画面左下から右上に伸びた勢いのあるシュートを料理する。来年の一斉開花が期待できる有望な枝で大切にしたい。何とか手を伸ばして、誘引できる場所に誘引していく。
イメージオールドローズ「コンテ・ド・シャンボール」の株元を天地返ししている小太郎。
掘ると出てくるカナブンの幼虫ミミズを食べているようで、今週初めての下痢を味わっていた。この前は巨大ミミズを咥えて口の両側からダラリ〜ンと垂れていたことも・・・。基本犬は犬であるため、人間目線で行動を制限することなく自由にやりたいようにやらせている。

ピエール・ド・ロンサール、コンスタンス・スプライ 誘引後

イメージなから誘引を終えたピエール・ド・ロンサールとコンスタンス・スプライ。誘引する際、大量の葉っぱが壁に残っていると誘引後にあるべき姿をイメージできないため、葉っぱは全てもぎ取ってしまった。頂点部の葉っぱは手が届かないためにそのままとしているが冬になれば落ちるだろう。そして、今回課題となっていた画面左上のシュートについてだが、安全上の観点から(泣く泣く)切り落とした。本当に立派な有望なシュートだがあれを誘引するとしたら冗談抜きで命がけの作業となる。たとえ命がけで作業してそれをやってのけたとしても、来年の今頃はまたさらにそれを上回って伸びるのは明白である。つまりバラの高さをどこかで線引きをして、それ以上はあきらめなければならないのだが、ボクにとってはこれがその高さということだ。それでも、脚立に立ってさらに「高枝切バサミ」を伸ばして手に届く位置であり、世間一般的に言えばこれは十分高いと言っていいだろう。

いずれにせよ、この画像は超高解像高級レンズで撮影されているので、画像をクリック頂くとその詳細を観察することが可能になっているので興味のある方はご参照頂ければと思う。基本緑色が今年伸びたシュートだ。今回目指したのは弱剪定であり、枝の末端まで使う努力をしている。興味のない方にとっては枝が壁に張り付いているだけにすぎないが、ここまでやっているお宅はなかなかなくて、我ながら凄い誘引で枝だけなのに美しいと思う。実際、犬の散歩をしているとバラを栽培されているお宅を数多く見る事が出来るが、ここまでのスケールでキッチリと誘引されているお宅は見たことがない。この枝密度、スケール、そして高さから、来年の春はどのような景観を生み出してくれるのか・・・、これこそがつるバラの楽しさなんだ。

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