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2016.10.08

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 引き続き誘引作業

伸び放題・荒れ放題のイングリッシュ・ヘリテージとロサ・ムンディ

イメージ

ひん曲がったアーチ

イメージ先週から引き続き、できる作業はどんどん進めて行くとする。
「10月の初旬にもう誘引!?はえーよ!」と思われるかもしれないが、いかんせん数とボリュームが多いのだ。寒風吹きすさぶ中での作業は最小化しておきたい。

今回手を付けたのは、大きく立派に育ったつる仕立てのイングリッシュ・ヘリテージ、カミキリムシ食害によって退縮してしまった春がすみ、そしてその隙に背を一気に伸ばしたロサ・ムンディである。

一枚目の画像はイングリッシュ・ヘリテージだが、ボーボーの伸び放題である。これは今シーズンも元気に枝を伸ばしてくれた証拠なのだが、このまま春を迎えるわけにもいかず、なんとかせねばなるまい。
二枚目の画像はバラの重みに耐えかねて向かって左側に倒れひん曲がっているアーチ。葉が生い茂っている間はひん曲がったアーチも目立たないが、葉を落とした冬場になると傾いたアーティがむき出しになって貧相だ。これも何とかしようと思っていて、やっとその時が来た。

春がすみ

イメージ春がすみとロサ・ムンディは50cm程度離れた隣同士に植え付けているのだが、まずは株元のチェックから始める。これは春がすみの株元だが、画像を見るとカミキリムシの幼虫による食害穴が大きく空いているのが分かるだろうか。2ヵ所も穴を空けられている。

イメージ幹の部分をつかんでゆすってみると、子供の抜けそうな歯みたいにグラグラしているではないか。そこでスコップを「すきま」に差し込んてねじってみるといとも簡単に(ボゴォッという効果音と伴に)真っ二つに割れてしまったのだ!カミキリムシに2か所も穴を空けられこの部分は枯死し、腐っていたのだ。
ちなみにこの画像下に写っている茶色の三角耳のは助手の小太郎。「その塊、ちょーだいちょーだい」と参戦してきた。

イメージ土を掘り返してみると腐った根が出るわ出るわ・・・。
取り除けるものはすべて取り除いた方が良いだろう。

イメージすべて取り除くとガリガリ君のホネのような根っこのみが残る結果となった。
ただし、病巣部をすべて取り除いてキレイにしたので来年位から奇跡の復活もあり得るかもしれない。

イメージ考えようによってはサイズ的に2年生苗を植え付けたと思えば少しは気持ちが楽になる。

いずれにせよ、カミキリムシってやつは大切に育てているバラを枯死せしめる最低な野郎だ。

ロサ・ムンディ、春がすみ誘引後

イメージ気を取り直して傾いてしまったアーチをまっすぐに矯正。本ページ2枚目の状態と比べれば、一目瞭然にまっすぐになったのが分かる。

そしてゆうに3メートルはあろうかと思うほど伸びたロサ・ムンディをそのアーチに誘引。さらに控えめに伸びている春がすみを誘引した。今年のテーマは「弱剪定・伸びた枝は使い切る」なので、殆どと言っていいほど剪定はしなかった。

イングリッシュ・ヘリテージ誘引後

イメージ合計4時間もかけて誘引したイングリッシュ・ヘリテージ。同じく極弱剪定しか施さず、枝という枝を全て使い切って誘引したのでとにかく時間がかかった。ただ、それを苦痛とは思わず楽しいと思えるのがロザリアン。あっという間の4時間の作業だった。

イメージバラに興味がない人が通り掛かってもなんのこっちゃ何も気が付かずに通り過ぎるだけだろうが、バラ好きの方であれば「あ。ここのお宅のバラはお世話されてますね」と分かってもらえると思う。

今まで誘引と言えば結構な強剪定を施してきたが、細い枝の末端まで使い切った。

イメージ引いて撮った全体図。背景がごちゃついていて分かりにくいかもしれないがコレ、近くで見るとめちゃ手の込んだ誘引となっている。「春の一斉開花はどのように咲かせてくれるんだろう?ここまでやったんだから咲くだろう。否、咲かせてみせるホトトギス!」などと言いながら行う誘引作業は楽しいものである。

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