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2016.06.05

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ルージュ・ピエール・ド・ロンサール 2016

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサール一番花

イメージ
撮影日時:2016年5月24日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
現像処理:Adobe Lightroom

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサール一番花

イメージ今回は 2009年3月に近所の農協で衝動買いし、今年7年目を迎えた「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」をご紹介したい。その名前からお分かりの通り名門メイアン作出のバラである。ピエール・ド・ロンサールの名前が入っているので、銘花ピエール・ド・ロンサールの枝変わりと誤解されるかもしれないが、血統的にはピエールとは関係のないものだそうだ。実際本家ピエールは基本一季咲きでほぼ無香だが、ルージュ・ピエールは2〜3回繰り返し咲き強香という決定的な違いがある。剛直な枝をまっすぐ上に伸ばす、病害虫にやたらめったら強い、葉は厚めで大きいという点ではよく似通っており、広めの場所を与える事が出来るのであれば初心者の方でも大きく育てる事が出来るのではないだろうか。

なにより、名門メイアンが作出した傑作「ピエール・ド・ロンサール」の名を冠していることから、メイアンがこのバラにかけた自信や期待は相当なものだと伺え、「あのピエール・ド・ロンサールの名を頂いたこのバラは駄バラなハズがない!」と確信して衝動買いしたものである。

しかしながら最初の1〜2年のこのバラに対するボクの評価は低くて、めちゃめちゃ強健で剛直な枝を伸ばしまくるが「花がボール状になって開かない」という欠点を抱えた欠陥品種であるというものだった。どのくらい開かないかというと、「なんだこれ?カタログ写真と全然違うじゃん!金と時間とスペースを返せ!」と天に向かって絶叫したくなるほどに花がボール状になって開いてくれないバラだったのだ。その後ボクはマレーシアに駐在することになったのでコイツの花を見るのは実に5年ぶりといっても過言ではなかったりする。

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサール一番花

イメージしかしである。

20116年一番花は鬼開きの開きまくり。「えーと・・・。あれ?このバラってこんなにきれいでしたっけ?」と二度見するほど素晴らしい花を咲かせているのだ。それも大量に。

撮影日時:2016年5月22日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
現像処理:Adobe Lightroom

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサール一番花

イメージ

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールのとある一輪

イメージ「は、花が・・・、花が開いているっ!?」

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールのとある一輪

イメージこれもあれもそれも開いているっ。

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールのとある一輪

イメージ実際、花が開くなんてことは通常のバラであれば「あたりまえ・当然」の事であり、そんなことをいちいち強調する必要性なんてまったくないのだが、ルージュ・ピエール・ド・ロンサールに関してはオープンした状態を見たことがなく、これはボクにとって非常にうれしい出来事なので強調してご紹介させて頂くものである。

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールの樹形

イメージ樹形的にはハイブリット・ティをそのまんま巨大化させたような樹形であり、(今あなたが想像している以上に)剛直で太い枝をまっすぐ上に伸ばす。ボクがまだ日本にいたころの1〜2年目にしてすでにびゅんびゅんと枝を伸ばしたがっていたが、ボクは伸びた枝は片っ端からばっちんこばっちんこと切り落としていた。
しかしその後、ボクがマレーシアに赴任している間は大型化する方向で仕立てられていたので、今ではそれはそれは立派な樹形となっている。立派過ぎてすぐ後ろのピエールがこの角度からは見えなくなってしまっている。この強健さはボクにとって想定外であった。

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールのとある一輪

イメージうーん。

花が開いている。

2016年5月 ルージュ・ピエール・ド・ロンサールのとある一輪

イメージこれも完全に鬼開き。

左の花などは、反り返るように咲いているが、ボクにとっては信じられない光景だ。「あのルージュ・ピエール・ド・ロンサールがこれほどまでに変わるとは・・・。」

花もちに関してはボクが所有している全品種の中でぶっちぎりに長く、放置していると花びらを落とすことなくそのままミイラ化してしまう。見ごろを過ぎて変色し始めたら花ガラは切り落とそう。

パーフェクトな一輪をお届け

イメージ最後にパーフェクトな一輪をお届け。

ちなみにデジタル一眼レフカメラにおいて、赤は飽和しやすい色であり、実際問題として今回の写真もデジタルデータの現像処理で手こずってしまった。


撮影日時:2016年5月18-22日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
現像処理:Adobe Lightroom

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