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2016.05.21

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ジュビリー・セレブレーション 2016

イメージ

ジュビリー・セレブレーションは非常に美しい花を咲かせる素晴らしい品種ではあるが、率直に申し上げてボクの中でジュビリー・セレブレーションへの評価は低かったりする。何故ならば細いステム(花茎)に合わない重たい花をつけるため、花が片っ端からうなだれて咲いてしまうからである。どんな整形花、どんな美しい花であったとしても、地面を見つめるようにうなだれて咲いていては、どうしてそれを美しいと感じることが出来るのだろうか。これはどんな美男美女でも、いつも肩を落として下ばかり見ているような方だったら、それをカッコいいとか美しいと思えないのと同じである。そういった意味で、ジュビリー・セレブレーションは絶世の美しさをまとった素晴らしい整形花を咲かせるにもかかわらず、いつも下ばかり見てうなだれている「惜しい品種の典型」なのだ。

うなだれて咲くジュビリー

イメージ 1枚目と2枚目の画像は下を向いているジュビリー・セレブレーション。水切れしてうなだれてしまっているのでは決してなく、細いステムに対して花が重たすぎるので、どうしても下を向いてしまうのだ。
たぶん、一花の美しさだけを見ればレディ・オブ・シャーロットよりもジュビリー・セレブレーションのほうが美しいのだが、元気に正面を向いて咲こうとするレディ・オブ・シャーロットのほうがボクは美しいと思う。

2016年5月 ジュビリー・セレブレーション

イメージこのように惜しいジュビリーだが、今回非常に美しい「完璧な一輪」を発見してしまったのでご紹介したい。細いステムの中でも気持ち太めなステムにつけた、開く直前の一輪。ここまで完璧なジュビリーを拝見したのはひょっとして初めてかもしれない。

実は、午後になるとこの花は開いたのち、その重みでやっぱりうつむくことになったのだが、この写真を撮った時点では正面を向いて非常に堂々としている。正面さえ向いてくれればこんなにも美しいバラなのに、本当に「惜しい!」と思う。

撮影日時:2016年5月21日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
現像処理:Adobe Lightroom

2016年5月 ジュビリー・セレブレーション

イメージ 撮影日時:2016年5月21日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
現像処理:Adobe Lightroom

2016年5月 ジュビリー・セレブレーション

イメージこれはまるで人の字のようにレディ・オブ・シャーロットにもたれ掛かる事によって上を向いて咲くことに成功した一輪。 こちらを向いてさえくれれば、こんなにも美しい。
もしこのバラが大型のつるバラで高所に咲かせることが出来ればうつむいて咲くという特性を利用できるのかもしれないが、残念なことに大型のバラではない。胡蝶蘭の花を支える棒でも使えればよいが、とてもじゃないけどそんなことはやってられない。唯一考えられるとしたら、非常に背の高い鉢を用いた鉢栽培であれば、その欠点を克服できるかもしれない。このようにボクはジュビリー・セレブレーションから「咲き方の大切さ」ってものを教えてもらったのだ。

撮影日時:2016年5月21日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
現像処理:Adobe Lightroom

2016年5月 パーフェクトな一輪

イメージ 撮影日時:2016年5月21日
撮影機材:Nikon D4
使用レンズ:AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
現像処理:Adobe Lightroom

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