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2015.06.07

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ストロベリーヒル 2015

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お次は我が家においてボクのお勧め品種となっている「ストロベリー・ヒル」にご登場願いたい。このバラとの付き合いも結構長く、愛着もある。元々は「フォール・スタッフ」「エブリン」「ストロベリー・ヒル」の三連装で隣り合わせに植えていたのだが、フォール・スタッフは相変わらずの生育不良で、エブリンは最初の2・3年は素晴らしい花を咲かせて元気に成長していたものの、カミキリムシの幼虫被害によって痛恨の一撃をくらい、更には株元に癌腫病を発見するなど泣きっ面に蜂状態。一時帰国時にはぶった切りぶっこ抜き筆頭候補になっているなど、フォール・スタッフ、エブリン共に満身創痍の状態となっている。
それに対して「ストロベリー・ヒル」はというと、実はコイツもカミキリムシに入られて樹勢が一気に弱って枯死するのかと思われたが、日本から送られてくる画像を拝見するに残るもう一本の主幹枝が見事に復活し、今年は元気に花を咲かせている様子である。このあたりは持ち前の強健さがモノを言ったのかもしれない。
いずれにせよ、カミキリムシってやつは最凶にして最低の害虫であり、コイツに我が家のバラを何本枯死させられたか、何本成長不良に陥れられたか、数え上げれば枚挙にいとまがない。徹底的に探し出し、見つけ次第ブッ殺す!という強い意志をもってカミキリムシと対峙したいものだ。

ストロベリー・ヒル 2015年 一番花

イメージ 日を浴びて煌くストロベリー・ヒル。色はオーソドックスなピンク色で、クラシカルかつ奔放な花びらが美しい。そして、特徴的な香りが強く香る。コイツの良さは花だけではなく、特徴的な美しい照り葉にある。我が家においては、剪定枝に付いた葉っぱを見るだけで、ストロベリー・ヒルと認識できる。

 

イメージ 日当たりの良いとは言えない条件だが、それでも少ない日光を求めて我先にと咲いている。ステムがかなり長い品種だが、花自体は重たくないのでうなだれてしまうような事はなく、しっかりとこちらを向いて咲いてくれるのは鑑賞者には有り難く、ポイントが高い。樹勢は強く、四季咲き性が強い割には枝を伸ばして大きくなりたがる品種だ。よって、柵などに誘引してあげると良い結果が得られやすいだろう。
ストロベリー・ヒルのもう一つの特徴としては、我が家で栽培しているバラの中では最も鋭利な棘を持つ品種だということだ。棘の数(密度)としては多くなくてまばらだが、元気なシュートに発生する棘は凶器そのもの。剪定するたび、何度引っかかれた事か・・・。よって、人通りの多い場所に植えると、取り扱いに注意を要する品種かもしれない。

 

イメージ左側のつるバラが「ヘリテージ」
右側に奔放に咲いているピンク色のバラが「ストロベリー・ヒル」。

同じイングリッシュローズ同士なので見た目の相性が良く、適当に植えつけただけでもうまく調和してくれるものだ。

 

イメージこの咲きっぷりを見る限り、カミキリムシの幼虫被害から復活したと判断しても良いだろう。

 

イメージ付き合いも長く、個人的にはかなり気に入っている「ストロベリー・ヒル」。照り葉がうどん粉を寄せ付けないのか、うどん粉には強い印象があり、ただし油断していると秋口に黒点を発症する。秋口にかけて発生する黒点を防除し続けるのは至難の業(プロの領域)だが、適切な農薬散布を怠らなければ防除は可能かもしれない。と、思えるほどの耐病勢を有している。

枝を伸ばしたがって暴れるが、初心者の方でも成果が得られやすい品種なので、個人的には是非お勧めしたいバラである。

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