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2015.05.30

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ティ・クリッパー 2015

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今回ご紹介させて頂くのは我が家の最古参株のうちの一つであるイングリッシュローズ「ティ・クリッパー」である。ちなみに我が家における最古参株と言えば「クラウン・プリンセス・マルガリータ(カミキリムシ被害で大ダメージ)」「ウィリアムシェイクスピア2000(カミキリムシ被害で枯死)」などが挙げられ、満身創痍状態だが、古参株ではこのティ・クリッパーだけが元気に花を咲かせている状態だ。それにしてもティ・クリッパーの植え付け年は2008年の初夏。本当にバラにハマり始めた当時は昨日の事のように思い出されるが、あれからもう7年も経ってしまっている事に驚かされてしまう。

いずれにせよ、最古参株であるがゆえに付き合いも長く、個人的には気に入って愛着のあるバラだが、多分ティ・クリッパーについてここまで取り上げている人はボクくらいなもので、実際Googleでティ・クリッパーを検索するとボクのティ・クリッパーの写真が一番最初に出てきてしまう。それもそのはず、ティ・クリッパーはおそらく万人受けする品種ではなく、他に選べる素晴らしい品種が無数にある中で、敢えて今ティ・クリッパーを選ばなければならない人は少ないだろう。

その形質としては我が家のバラの中では特大サイズの花を咲かせる。これでもかって位に長いステムの先端に特大の花を付けるのだが、そのステムは太くて張りがありうつむいて咲くような事はない。これはまるで皿回しの棒の上で回っている皿のようだ。特大サイズの花と引き換えに花つきはまばら。春の成長期に寒さに当たるとたやすくブラインドを発生するためなおさら花数は少ない。一番花を咲かせた後はとげの少ないしなやかな枝を伸ばす方向で成長を始め、秋にもう一度返り咲く程度だ。花もちは悪く、咲いたと思ったら2・3日でドサァッ!と花弁を落とす。以上のようにどちらかというと癖のあるバラであり、万人にお勧めできるような品種では無いと言える。

ティ・クリッパー一番花 2015

イメージ 摘蕾をするわけでもなく、一本のステムに一つの特大花を咲かせるのが特徴だ。大人の手のひら程のサイズがあり、通りがかった人がこれを見たら「この花デカッ!?」と思うだろう。我が家の栽培条件下においては四季咲き性は非常に弱く、一番花の後は僅かに返り咲く程度。秋まで花が望めないと思っていい。もっというと花の寿命は非常に短く、ものの数日でドッサリと花弁を落とすので、この美しさを楽しめるのは一年のうちでほんの数日しかないのだ。しかし別の見方をすると、こんな特大花がシーズン中咲き続けたらそれはそれでクドい。この花は一瞬だからこそ、価値がある。

我が家のバラの中では圧倒的に最大サイズの花。この画像を見ただけでも、ブラインドしている枝がいくつか見当たる。経験上ブラインド枝を切り戻しても効果は薄い。枝の成長速度が速いためか、葉も茂るというよりはまばらになる。

 

イメージ ティ・クリッパー
コンテ・ドゥ・シャンボール
ジェネラス・ガーデナー
コンスタンス・スプライ
このシーズンは百花繚乱の様相を呈している。素晴らしい景色だ。

 

イメージこれと言って大きなトラブルにも見舞われていない。カミキリムシにやられない限りは、これからも長い付き合いになりそうだ。

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