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2014.06.17

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses コンテ・ド・シャンボール 2014

今回ご紹介させていただくバラはイングリッシュローズではなく、オールドローズの「コンテ・ド・シャンボール」だ。イングリッシュローズはオールドローズ的な花姿を持たせる事がコンセプトの一つであるが、やはりイングリッシュローズとオールドローズを見比べてみると、イングリッシュローズは都会的で洗練された雰囲気があり、オールドローズは野性味を多く残しているように感じる。

この「コンテ・ド・シャンボール」は香水の原料にもなる程豊かな香りの持ち主であり、「ガート・ルード・ジェキル」がイングリッシュローズ屈指の強香種と成り得た理由の一つに、そのバラがが「コンテ・ド・シャンボール」の血を引いている事が挙げられるだろう。

基本的にイングリッシュローズとオールドローズの親和性は高く、イングリッシュローズメインの庭の中にオールドローズがあったとしても違和感は全くない。際立つのはその素晴らしい芳香。このバラの香りを知っているボクがこの写真を見ると、「コンテ・ド・シャンボール」の周囲の空気がピンク色に染められているかのように錯覚してしまうほどだ。

ストロベリー・ヒル 2015年 一番花

イメージ非常に美しい花を咲かせてくれた「コンテ・ド・シャンボール」。一花でも存在感のある強香を放つが、それが複数咲くと辺り一面が「コンテ・ド・シャンボール」の香りで満たされる。

 

イメージ絶対に香り立っているであろう「コンテ・ド・シャンボール」。

 

イメージイングリッシュローズとの親和性が高く、イングリッシュローズの中にあっても全く違和感がない。左奥が「コンスタンス・スプライ」、中心奥側が「ジェネラス・ガーデナー」、右手前が「ティ・クリッパー」。そして中心手前が「コンテ・ド・シャンボール」だ。

 

イメージ

 

イメージ花の形は多くのイングリッシュローズのように整っているわけではなく、オールドローズ特有の乱れがある。ざらざらした葉質やトゲを密に形成するところなど、いかにもオールドローズらしい形質を見る事が出来て、それが「コンテ・ド・シャンボール」の魅力であり、今現在でも多くの方々から愛されている理由であろう。

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