本文へスキップ

2011.03.21

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 2011 バラと海外赴任

イメージ

前回からの続きであるが、ボクと家族はマレーシアに数年間赴任することになった。帰国できるのは年に一度となるだろう。つまり、ボクの家は空き家となる。実家が隣にあるから、家屋については心配はしていないのだが、庭はそうも言ってられない。なぜならば、ボクの庭には数十本のバラが植えられている、ご近所様の中では有名な?バラ屋敷だからだ。これらのバラの面倒を見るということは、並大抵のことでは済まされない。

ところで、バラ栽培をしている方々には皆それぞれこだわりと言うか、信念を持っている方が多いと思う。ボクがバラ栽培をするにあたって大切にしている信念に、「放置されたバラがそこにある位ならば、いっそのこと、そこ無い方がマシ。」というものがある。
実は、去年の10月11月の時点で、すでに自分がマレーシアに赴任する可能性が非常に高く、バラが織りなすドラマを見る事は出来ないだろうと、分かっていた。分かっていながらボクは、いつもと同じように剪定や、誘引、そして寒肥えを施していた。

何故ならば、バラの開花を見れない事が、バラを放置してもよい理由とはならないからだ。
ボクは、バラの放置だけは絶対にイヤなんだ。

ボクの庭にあるバラは現在54本。内訳は地植えが41本、鉢植えが13本だ。このうち、鉢植えに関しては水やりなど日々のメンテナンスが欠かせないため、面倒をみる事が出来ない。そこでヤフーオークションに出品し、運がよいことに素晴らしい方に引き取っていただけた。

次に問題となるのが、地植え株41本分の処遇である。地植え株はつるバラが多く、実家にメンテナンスをお願いできるレベルではない。かと言って、バラの放置だけは絶対にしない。それはボクの信念だ。そこでボクは近所の便利屋さんを頼ることにした。植木職人のように本格的なメンテナンスは望めないものの、現状維持位はお願いできる。内容としては、雑草のメンテ、花柄摘み、冬季の剪定・誘引を年間通して行って頂く。

8万円/年×5年=40万円という大きな出費(痛手)となるが、バラを放置したままでは庭が気になってしまい、マレーシア生活を心から謳歌できないだろう。この出費は、バラに対してボクが出来る精一杯の責任ともいえる。そして5年後に戻ってきたときには、今よりも頼もしくなった姿を見せてくれるに違いない。ボクは、今からそれを楽しみにしているんだ。

ちなみに、海外赴任すると分かっていながら購入した「ガートルード・ジェキル」も、5年後には立派に成長して見ごろを迎えているはずという、したたかな計算から生まれたものである。

<<Back           Return to TOP           Next>>

copyright©2002 shinzou all rights reserved.