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2010.12.26

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 2011 誘引

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「長野と言えば?」と聞かれたら、「山。」と答える方は多いと思うが、正解である。社会の授業で1度は聞いたことがあるかと思うが、日本の屋根・・・、即ち飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈からなる日本アルプスを抱えており、3000m超級の山が連なっている。
空気の澄んだ晴れた日などは、長野市内からも先の尖った槍ヶ岳などを見ることができるし、近くまでクルマを走らせるてみると、圧迫感すら覚えてしまうほどの山の存在感・オーラに息を呑むこともしばしばだ。これらの山々は長野県にとって重要な観光資源となっていることからも、長野と山は切っても切れない関係があるのだ。

当然のことであるが、2000 〜 3000m超級の山だけではなく、里山も数え切れないほど存在している。ボクは通勤に高速道路を使っているのだが長野インターから高速に乗り、トンネルを2つ3つ抜けた瞬間に右手に里山が見える。その里山は季節ごとに表情を様々に変えるから、毎日見ていても飽きないものだが、もっともドラマチックに変化する瞬間は初雪が降った時の表情であろう。
20日ほど前に里山の頭頂部に初冠雪があったのだが、毎日観察していると日を追うごとに白い部分が下に降りてくるのが分かる。1週間ほど経つと雪は上半分まで降りてきて、更に1週間経つ頃にはふもとまで白くなった。そしてちょうどクリスマスになった時、ボク達が住む平野部にも雪が降り、本格的な冬が降りてきたことを実感する。

山を毎日のように見ていると、冬が「到来した」というよりも「降りてきた」という表現の方が適切であるように思える。

このように書くと、「冬って、いいね。」などと思われるかもしれないが、現実はそんなに甘くない。ゼロ度を下回るから雪が降るんだ。すでに石油ストーブはフル稼働状態で、18リットルタンクなど数日しかもたない。つまり、光熱費が痛い。
屋内でそんな状態なので、屋外はもっと寒い。最気温ですら0℃。北側などの日陰ゾーンはもっと寒くてバキバキに凍りついている。1月2月になるともっともっと寒くなる。

急がねば!

冬を目の前にして、手つかず状態だったコンスタンス・スプライとピエール・ド・ロンサールの誘引を開始することにした。見込みのない枝を払い、有望な枝を誘引する手法はその他のつるバラと全く同じなのだが・・・・、何せデカイ。一季咲きのつるバラは、伸びようとするパワーが違う。
その高さは4m超。天板高さ170mの脚立を使っても手が届かないので、それを折り返してハシゴ状にして壁に立てかけて使う。ハシゴ上部まで登ると、恐怖心を覚えてしまうほどの高さがある。植え付けから幾らも経っていないのにこの状態では、数年後はどうなってしまうのだろうと少々心配になるが、手に負えなくなる程に巨大化してしまう事に対する期待感の方がはるかに大きい。つるバラほどバラを取り扱っている気分に浸れるバラは無いだろう。

誘引を終え、後ろに下がって全景を眺める。もっと何とかしたいような気もするが、とりあえずはこれで良しとしよう。来年の花つきは、今年の倍以上。シーズン終了時には、枝密度と大きさは更に倍が目標だ。



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