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2010.11.14

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 2010 平均気温

イメージ 庭を見渡してみると我が家のバラは殆ど終わりに近づき、咲く寸前となった数輪のバラくらいしか残されていない。確実にシーズン終了が近づいてきている。

そして今シーズンを振り返ってみると、気持ちがよいほど秋バラが咲いてくれた気がする。バラにとって夏は暑すぎるようだが、秋に入った途端に元気を取り戻し、素晴らしい一輪を咲かせてくれたものだ。
2010年、ボクにとってバラを一番楽しんだのは、秋だった。

ところで、バラを育てていると、バラの美しさと気温には明らかな相関関係があることに気が付く。涼しい春先は美しい花を咲かせるし、暑い夏場は花びらの数が激減する。秋が終わりに近づくと、小ぶりながらも素晴らしい花を咲かせる。ボクの経験上、人が涼しいと感じるくらいの気温がバラにとって過ごしやすい気温であり、美麗花を咲かせる条件なのであろう。

そこで、ふと疑問に思ったのだが、イングリッシュローズの生まれ故郷、即ちイギリスの平均気温はどうなっているのであろうか?今の時代、それを調べるのは簡単である。「イギリス 平均気温」で検索をかければ膨大な情報がヒットする。その結果は以下の通りだ。

 

イメージ イギリス気温低っ!

ボクはこの結果を見て、何故イギリスはバラの文化がかくも発達しているのか、その一端に触れてしまったかのようである。この年中涼しい気温分布を見る限り、シーズン通して美麗花が約束されているも同然だ。しかも降水量が年間通して少なく、安定しているため、黒点病のリスクも少ないと考える。

このグラフから予想すると、6月中旬頃に1番花を迎え、7、8、9、10、11月まで平咲になってしまうことなく、美麗花を咲かせ続けているはずだ。例えばイギリスの夏は日本の春。これを知らないでデビッド・オースチン・ロージスの耐病性や四季咲き性の解説を鵜呑みにしてしまうと、あらぬ誤解をしてしまいそうだから注意が必要だ。

それにしても、ここまで気候条件が違う日本であってもイングリッシュローズは美しい花をボク達の目の前に展開してくれる。恐ろしいほどに優秀な品種群だと、改めて思い知らされてしまった。

 

イメージ

 

イメージハーロウ・カー

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