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2010.09.08

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 雑草 2010

2010年。
1番花、2番花、3番花が終わった今では、春の記録的寒さによって1カ月も開花が遅れてしまったことはすでに過去の出来事になってしまった。時が経つのは早いもので、気がついたら9月の初旬に突入しており、着実に秋の気配が感ぜられる今日この頃・・・・。と、言いたいところだが今年は一体どうしてしまったのか・・・。

記録的寒さの次は観測史上最高とされる暑さである。統計的に言っても、体感的に言っても今年はメチャクチャ暑い。ボクが住む長野も盆を過ぎ、9月に入っても連日30度越えを記録。たまらず涼を求めて軽井沢に足を延ばしてみたものの、無駄なあがき。軽井沢も、暑かった・・・・。

そんな暑い夏なので、我が家のバラは元気が無い。でもこれはボクの管理やバラが悪いのではなく、気候が悪い。いくらなんでも暑すぎってものだろう。例年この時期でも花束ができるくらいにバラが咲いているのだが、今年は殆ど咲いていないのだ。
そして庭に出るといつも思うのだが、バラとは対照的に雑草がつよい。この過酷な条件下でも、2週間程度庭を放置すると相当量の雑草が増殖しているのが分かる。雑草は大きくなってから取り除くのでは効率が悪い。同じ手間をかけるのであれば、小さいうちに取り除いてしまう方が効率が良いと考える。
従って、この時期に行う作業としては無限にわいて出てくる雑草を、いたちごっこのように取り除く事が大きなウェイトを占める。

そしてボクは、雑草取り自体は嫌いな作業ではない。唯一、襲来してくるモスキートどもが究極にウザい存在だが、全身長袖の作業着を着ることによってその被害を防ぐことができる。装備を整え、しばし雑草に夢中になるのだが、ある時、これらの雑草を「雑草」としてひとくくりにして処理してしまうのは、能が無いように思えてきた。
ボク達はこれらを「雑草」と呼んでいるが、これらにも名前があるはずだ。よって、我が家で見かける雑草の名前くらいは調べてみようと思い立ったのだ。

下記は我が家でよく見かける雑草を、ウザい順にならべたものである。

 

No.1 カタバミ

これを始めて発見したときは、ハートの葉を持った、かわいらしいクローバーのようだ・・・。などと歓迎していたのだが、ほどなくしてその繁殖力の強さを見せつけられることになった。

種を数メートルも飛ばす習性があり、放置すると庭全体に一気に飛び火する。庭全体から除去したつもりになっても、しばらく経つと次から次へと湧いて出てくる。

唯一「抜きやすいタイプの雑草」という点が救いである。
No.2 コニシキソウ

カタバミと同様に我が家で最も普通に見られる雑草。画像から判断するに、コニシキソウだと思われる。
抜いて地面に放置しておくと、そこにまた根を張っているほどに生命力が強く、繁殖力も旺盛。カタバミと同様に完全除去は不可能とみている。
No.3 ゼニゴケ

これは雑草ではないが、隣家に遮られて日当たりの悪い南側で見られる。
見た目がグロテスクでボクが最も嫌っているものである。全滅させるべく、防草シート+砂利を敷き詰めたのだが、それでもわずかな隙間を使って増殖しようとしている。
これも完全に駆逐するのは不可能であろう。

ちなみに、ゼニゴケが生えてしまう環境でも、容赦なくバラを植えている。
No.4 ほうき草

その姿はキッコロのように可愛く、秋には真っ赤に紅葉するので観賞価値は高い。
しかし、園芸店で1ポットだけ購入したほうき草が秋になって膨大な種子をバラまき、次年度になって100万倍に増殖してしまうなど、絶大な繁殖力をもつ。

幼苗のうちに全てを刈り取ったつもりでも、必ず1,2本は生き残り、子孫を残している。
セイヨウタンポポ

誰もが知っているタンポポ。綿毛は子供の遊び道具になっている。
数は多くないのだが、根が深い。そのため完全に引き抜くのが困難な雑草となっている。
また、土の栄養状態が良いためか、異様に巨大化していることもある。

どこからともなく飛んでくるので、完全除去は不可能。
スズメノカタビラ

学校の校庭や畑で普通に見られる雑草。不毛・乾燥したような場所で増殖している。
根ががっちり地面をつかんで離さないので、抜くのが大変な雑草。
名称不明

かわいらしさが微塵もない雑草である。
気がつかないで放置すると、巨大化する。
エノコログサ

通称ネコジャラシ。子供の遊び道具になっている。
我が家が砂利だらけだったときによく出現していたのだが、改装・舗装に伴い数が激減してくれた。

ところで、雑草とそうでないものの区別は、その庭を管理する人間の判断に委ねられる。例えば、我が家においては「ワイヤープランツ」「アイビー」が爆発的な勢力を保ったまま成長を続けているが、ボクはこれらを雑草とは扱っていない。しかし人によってはこれらを除去しようとする方もいるはずで、その時点でこれらは「雑草」として扱われてしまうのが庭の面白さであり、個性が出るところだと思う。

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