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2010.06.27

shinzou's Roses コラム

ピエール・ド・ロンサールとコンスタンス・スプライ 2010

イメージ メイアン作出。2006年に世界バラ会連合殿堂入りを果たした銘花中の銘花。グリーンを帯びた愛らしい蕾が開くと、中心はピンク、外側は白のクラシカルな大輪花を咲かせる。その開花力は爆発的であり、それを見たものの心を動かしてしまうほどの「力」を持っている。 秋に返り咲く事もあるが、基本的には年に一度しか咲かない一季咲きのバラで、価値がある
一季咲きだけに伸長力がとても強く、たったの1年で数メートルも枝を伸ばす。本来のポテンシャルを引き出そうとするならば、広い壁面やフェンスに仕立てる必要がある。
また、黒点病やうどん粉病に対して高い抵抗力を持ち、所有する60株以上のバラの中で唯一、ピエール・ド・ロンサールだけは農薬散布なしでもいけると判断している。それほど、強い。
現在では世界中で絶大な人気を誇り、つるバラと言えば「ピエール・ド・ロンサール」と言っても過言ではない。ボク自身も「つるバラを植えたいんだけど何がいいですか?」と問われれば、「ピエール・ド・ロンサール」を真っ先にお勧めしている。

「コンスタンス・スプライ」

イメージ イングリッシュ・ローズファンの中では言わずと知れた銘花であり、特別なバラである。
若かりし頃のデビッド・オースチンがこの世に出した最初のバラであり、これが無かったら今のイングリッシュローズは無かった。薄絹のような繊細な花びらを持ち、圧倒的な美しさをはなつ。ピエール・ド・ロンサールに負けず劣らずの開花力を持ち合わせ、トップシーズンでは美しい花が壁面を埋め尽くすほどに咲き乱れ、壮観をつくり出す。コンスタンス・スプライがそこに咲いているだけで、庭全体の価値が上がってしまうほどに、美しい。
正真正銘の一季咲きのバラで、価値がある
一季咲きだけに伸長力が大変強く、割りばしサイズの新苗も、たったの1シーズンで数メートルも枝を伸ばす。よってピエール・ド・ロンサールと同じように壁面やフェンス仕立てに向いている。
黒点病には強いが、うどん粉病には弱く、定期的な薬剤散布が必要である。しかし、ほぼ全てのバラは薬剤散布が必要なのでコンスタンス・スプライだけが特別弱いという事ではない。

「ピエール・ド・ロンサール」と「コンスタンス・スプライ」

イメージ いずれも大変素晴らしいつるバラで、それ単体でも十分素晴らしい景色を作り出すが、この2つのつるバラを組み合わせてしまうと、どんな事になってしまうのだろう。それが下記の画像である。成長速度が殆ど同じで、花期もドンピシャ。この2つの組み合わせ、我が家において最強のコンビなんだ。

 

イメージ四季咲き性がもてはやされているが大抵の場合、2番花3番花は1番花の美しさには敵わない。要は1番花以降の花は「オマケ」のようなものである。そうであるとするならば、割り切って一季咲きのバラを選びたい。当たり前の事だが、一季咲きのバラは年に一度だけ、しかも短い間だけしかその花を楽しむ事が出来ない。出来ないからこそ儚く、それを見る者に訴えかける「力」を宿しているんだ。

 

イメージバラの魅力は花だけじゃない。シュートが伸びようとする生命力。バラの生命力には、そこに花が無くてもオーナーを元気付ける力がある。そしてこの力を強く感じられるのは、一季咲きのバラだ。

 

イメージ もしあなたの庭に一季咲きのバラが1つも無いのであれば、騙されたと思ってまずは1つ植えてみてほしい。ボクがつるバラを好きな理由、一季咲きのバラをお勧めする理由が、きっと分かるはずだ。素晴らしい一季咲きのつるバラは無数にあるが、このホームページを訪れてくださっている方には、少々手間がかかるが「コンスタンス・スプライ」に挑戦してみてほしいと思っているんだ。

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