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2010.04.19

shinzou's Roses コラム

薬害発生 噴霧器のグレードアップ Panasonic BH-589P

休日の朝は、かなり濃くドリップしたブラックを片手に庭を眺めることがささやかな楽しみとなっている。4月の現時点では、そこにバラの花が咲いているわけではない。しかし、バラの芽吹きには不思議な魅力が備わっているようで、自然と視線が庭に移ってしまうものだ。

 

イメージしばらく眺めていると、バラの根元に小さな雑草が芽を出している事に気がつく。厳しい寒さを耐えしのび、春の到来とともに芽を出した植物の生命力に小さな感動を覚えつつも、大抵の場合はそいつを抜いてしまいたい衝動に駆られるものだ。
コーヒーを飲みきらぬうちに庭にでて、目的の雑草の目の前にかがみ込み、そいつを抜くことになるが、その瞬間次の雑草が目に飛び込んでくる。もはや連鎖反応。いつのまにか草取りに夢中になってしまうのだ。

 

イメージ今度はバラの新芽が込み合ってきている事に気がつき、芽かきを始める。ハーロウ・カーやシスター・エリザベスなどの細枝多花性品種は枝数の制限が必要と考えており、特に入念な芽かきが必要だ。病害虫の防除の観点からも、芽かきは有効な手段である。

←芽かきを終えてすっきりしたハーロウ・カー。

 

イメージ芽かきの作業をしながら、頭の中ではこの狭い庭をフルに活かしきるためにはどうすればよいのか妄想が始まっている。狭い庭こそつるバラを使いたい。つるバラを使えば、どんな庭でも活路は開けるハズだ。

「ここにアーチをかけたら・・・。」とか、「隣家との境界はラティスが増設できる。そこにスノー・グースとモーヴァン・ヒルを混植して誘引すれば・・・・。」などと空想しているうちに、ラティスの基礎を打つ場所に、とにかく穴を掘ったりしてしまう。

←隣家に遮られて日当たりが悪い南側。アーチを使った結果、日光に手が届くようになった。ジュート・ジ・オブスキュア、ブラザー・カドフィール、ア・シュロップシャー・ラド、アブラハムダービーはすべてつるバラ扱いだ。

そうこうしている内に、あっという間に日が暮れてしまう

ボクの夢は、永遠に未完の庭を少しでも完成に近づけること。そして近隣住人がボクの庭に触発され、結果としてボクが住む街が美しくなっていくことである。しかし、平日仕事をしているボクにとって、作業時間が週末しかないというのは余りにも時間が少ない。悠長に作業をしていたら延々として進まないのだ。

 

イメージしかも、バラは他の花木と比べ病気にかかりやすいために、何らかの方法で防除する必要がある。週末以外に時間がないので、処置はなるべく手早く済ませたい。そんなボクが選択した防除法は農薬である。

農薬は発病のメカニズムに基づいて作り出されているため、曖昧さがないから信頼できる。
例えばダコニール1000は、黒点やうどん粉の酵素蛋白に作用する。用途は予防で、希釈倍率は1000倍。使用回数は6回以内など、明確な用途・用法の説明がなされているため、最も信用して使っていいアイテム

 

イメージ厳しい審査を通過しているので、一部メーカーが製造・販売したヘキロに、実は農薬成分が混入されていたなどと言うインチキもない。現在の高性能かつ安価な農薬は、安定的な食糧供給を夢見た開発者の努力と忍耐の結晶であり、食用ではないにもかかわらず費用と手間を投じてバラに適用を登録までしてくれたメーカーに、ボクは感謝しているんだ。

 

イメージしかし、ボクは農薬の使用によって本末転倒の失態を犯してしまった。薬害である。これは農薬が悪いのではなく、ボクが2つのミスを犯したから薬害が発生してしまったんだ。

長くなってしまったので続く・・・。

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