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2010.02.17

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 腐らん病?

時間が取れる休日は、暇をつぶすために書店によく行く。そして書店に入ると必ずと言っていいほど園芸コーナーの前に立つことになるが、バラ栽培の初心者であるボクは、「できる!バラ」とか「はじめてのバラ」といった初心者向けのフレーズに惹かれ、まず最初に手に取ることが多い。しかし、その内容にはがっかりさせられる事がほとんどだ。品種の紹介、苗の選び方、植えつけ方、剪定の方法など、楽しい事には沢山のページを割いているのだが、肝心の病害虫の防除方法に関しては最終ページに白黒印刷で4〜6ページ程度しか解説していないものが多いのだ。まして農薬の種類や用法を詳細に解説しているものは皆無である。まるで農薬について触れることは、タブーであるかのような扱いである。初心者向けの雑誌であるならば、バラは病気に強いなどという幻想をふりまくことなく、現実をしっかり伝えてもらった方が初心者にとっては有り難い事と思うのだが、如何であろう。そんな中、内容が充実している本を見つけたのでご紹介したい。

「根力で咲かせる バラつくり 高原 通寿 著」

イメージ根を最大限に活かす独自の植えつけ方法を解説した本。
農薬に関する記述も充実しており、薬剤・道具・散布方法・タイミング等について詳細に解説されている。「バラの病気と害虫 見分け方と防ぎ方 長井雄治 著」ではあまり触れられていない展着剤の使用方法についてもしっかり触れており、この2冊を自分のものにすれば、個人庭における病害虫の防除の知識は必要十分になるかと思われる。
読むだけでなく、まずはそれを愚直なまでに忠実に実践する事が大事である。

「小さい家で楽しむわたしのバラ庭づくり 後藤みどり 著」

イメージ ボクのような小さい庭に合わせた品種の選び方や植え付け方法を、小粋な写真とともに解説してくれている雑誌。
オシャレなバラ雑誌には珍しく、現状ではバラ栽培に農薬は必要であると明確に説いており、農薬の散布方法や道具の選び方について相当なページを割いてくれている。農薬栽培、減農薬栽培、無農薬栽培で育てたバラがどのように違ってくるのか、その比較もあって面白い。

 

イメージ本の紹介はさておき、先日ティー・クリッパーに、腐らん病と思われる症状を見つけたが、やはり腐らん病だと思わせる展開があったのでご報告したい。

 

イメージティー・クリッパーの他に、グラハム・トーマスにも赤紫色の斑点が無数に発生していたのだが、ここにきてグラハム・トーマスの斑点の内部がガサガサにひび割れ始めたのだ。

この症状は、タキイ種苗のホームページに載っている腐らん病の写真にそっくりである。

 

イメージ拡大した写真。
芽は紅潮して膨らんでいるので、枝は生きているようだが、なんとも痛々しい写真である。

このまま症状が止まってくれて、春の一番花に影響がなければよいのだが、これはごく一部である。残り大多数の赤紫斑点が春に向けてどうなってしまうのか、かなり心配である。

今出来ることと言えば、石灰硫黄合剤の再塗布をする位である。

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