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2010.01.01

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses バラのレイアウト替え

植物を植えつける場所を選ぶのは難しいもので、自分がいい場所だと思って植えつけた場所では思うように成長してくれなかったり、逆に一等地ではないと思って植えたところ、その場所が気に入って見違えるような成長をしてくれる場合がある。ことバラに関して言えば、そのような傾向が強くみられる気がしている。植えたバラが順調に生育するかどうかは、そのバラ次第ってわけだ。例をあげると、ストロベリー・ヒルやエブリン、コンスタンス・スプライ、ピエール・ド・ロンサールなどは午前中は日の当らない場所に植えつけられているが、驚異的な成長を遂げている。

それとは逆に、思い描くような成長が出来ていないバラもいくつかある。プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントやジュビリー・セレブレーション、クレア・オースチン等々である。土が悪いのか、場所が悪いのか、そもそも外れ苗だったか、その理由を正確に知る術は無い。基本的に、ダメな苗を頑張って育てても労力ばかりかさんで成果が伴わないので、枯れてしまっても構わないと考えている。しかし、つるとして使える白バラであるクレア・オースチンは貴重な存在であり、コイツには頑張ってほしい。
クレア・オースチンを植えた場所は東側の午前中いっぱい日が当る一等地である。条件は他のバラたちよりも良いと思うのだが、しかし、実際にはシュートが発生せず、細い枝をヒョロヒョロ伸ばしたと思ったら先端に花をつけて成長がストップ。2009年は貧弱な株のまま終了してしまった。生育不良の原因はよくわからないが、このまま同じ場所に植えても来シーズンもまた同じ結果になることが予想されるので、環境を変えるべく移植を行うことにした。

丁度、夏場に葉を落として生育を止めてしまうサマー・ソングと、巨大化するティークリッパーに脅かされる日々を送っているシャリファ・アスマを地植えから鉢植えにしようと考えていたので、この3株でレイアウト替えを実行することにした。サマー・ソングとシャリファ・アスマは隣り合っているが、この2株をどかすことによってクレア・オースチンをつるバラ化させて育てることが出来るという算段である。

 

イメージイメージまずはサマー・ソングとシャリファ・アスマを引っこ抜き、10号スリット鉢に移し替えた。移植は大幅に環境を変えることになるので、枯死のリスクが伴う作業であるが、サマー・ソングにはもはや何も期待していないので、枯れても惜しいものではない

シャリファ・アスマはティー・クリッパーの脅威から脱することが出来たので、日当たり的には今よりもいい環境になるはずだ。株立ちの小さいシャリファ・アスマの素晴らしい芳香を楽しむには、鉢栽培が最適という思いもあった。

(左がサマー・ソング、右がシャリファ・アスマ)。

  

イメージそして最後にクレア・オースチンをサマー・ソングとシャリファ・アスマが植えられていた場所のど真ん中に植えつけた。

手前がヘリテージ(つるバラ)
真ん中がクレア・オースチン(つるバラにしたい)
奥がティー・クリッパー(つるバラ)

勢いのあるヘリテージやティー・クリッパーに負けることなくクレア・オースチンが巨大化できるか。来シーズンのクレア・オースチンは注目株だ。

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