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2009.11.28

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses クレマチス -エリザベス-

バラとクレマチス

この2つの組み合わせは最強のタッグとして各種ガーデン雑誌に紹介されており、バラを育てている方ならば一度は挑戦したくなるものである。クレマチスはつる性なのでつるバラとの相性が抜群。バラには無い花形と「青色」を持ちあわせることから、お互いを上手く補完し、引き立てあうからだと思われる。

このホームページでは殆ど触れられることのないクレマチスであるが、実はボクもクレマチスに手を出してしまったロザリアンのうちの一人である。手に入れたのは、エリザベスハーモニーという品種だ。エリザベスは旧枝咲の1季咲。本物のバニラのような香りを強く放つ。ハーモニーは新旧枝咲で四季咲き性をもつ品種である。

この2つを手に入れたのは今年の4月だったと思うが、当初はバラとクレマチスの、あまりの違いに戸惑ったものである。ボクが言う違いとは枝の性質である。剛直もしくはしなやかでハリのあるバラの枝は、扱いが非常に簡単である。
対してクレマチスは、針金のように細い枝で、葉柄が色んな所にクルクルと絡みつくようにして成長する。適切な構造物がなければ自立は不可能。数本の枝が絡み合って、無理やり解こうとすると枝が折れたり切れたりする。あまりの扱いづらさに面倒になって、花後は庭の片隅に放置される存在となってしまった。

 

イメージ3か月ほど見放されていたクレマチスであるが、お盆を過ぎたころにようやく「こいつらも何とかしてあげないと可哀想だな・・・。」という気分になってきた。

そこでバラにも使用している10号スリット鉢にエリザベスを植え替え、雨どいに針金を巻き付け、そこに這わせることにしたのだ。するとどうだろう。あれほどひ弱だった苗が見違えるように活力が満ち溢れるようになり、たったの3カ月で3m以上の枝を数え切れないほど伸ばしたのだ。その圧倒的な伸長力から、コンスタンス・スプライの爆発力を重ねてしまった。

正直なところ、クレマチスを購入した当初は見た目の弱々しさから、「クレマチスって、こんなものか。」程度の印象しかなかったのだが、ボクはクレマチスの事を誤解していたようだ。大きく成長したクレマチスは、来年の春には圧倒的な開花によって、ボクのローズガーデンの中で彩りを加えてくれるはずだ。
ボクはつるバラの開花をとても楽しみにしているのだが、エリザベスの開花もすごく楽しみにしているんだ。

ちなみに、ハーモニーは西側花壇に植えたのだが全く成長せず、完璧に干乾びているように見える。こっちはダメかな〜。

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