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2009.03.15

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses バラ鉢について

ボクの庭は、狭くはないと思うが、決して広くもない。地植え出来るスペースは残り20株分はあるが、7株分くらいは日当たり条件が悪い。最近になって、この日当り条件が悪いスペースにまでバラを植えるのって、どうなの?と、思い始めている。日当りが悪いのであれば、それにあった植物を植えるのが良いではないか。その方が庭に変化が生まれて面白いハズだ。

すると、地植え出来る残りのスペースはほぼ西側のみとなる。イングリッシュローズ、オールドローズ、ハイブリットティ、手に入れたいバラが山ほどある中で、それらをすべてココに地植えするのは不可能だ。では、諦めなければならないのか?というと、決してそうではなく、バラを育てるのに地植え以外にもう一つの方法が用意されている。
それが、鉢植えである。ちなみに、鉢植えは以下の理由で敬遠していた方法でもある。
(A)水やりが面倒。(水が勿体ない)
(B)植え替えが面倒。
(C)ちゃんと育たなさそう。

今まで、鉢植えについてロクに調べもせず、ネガティブな印象だけを並べて、良い面を見ようとしていなかったのである。しかし、上記のように地植えスペースが減ってくると、自然に鉢植えに目が向くようになっていった。すると、地植えには真似できないメリットが見えてきたのである。
(1)容易に移動できる。
(2)スペースを取らない

(1)のメリットは非常に大きい。第一に、季節に合わせて日の当る所に移動できる。このメリットはボクにとって特に大きい意味を持つ。実は、午前中一杯以上、日が燦々(さんさん)と当たるにもかかわらず、クルマが出入りする通路となっているために絶対に地植え出来ないスペースがあるのだ。この絵で言うと共同通路と記載されている場所である。隣家と共同で使っている通路に花壇など設置できない。しかし、鉢だったら置ける。20鉢は置けるだろうから、これは大きい。そして、咲いているものを玄関に、咲いていないものを目立たないところに移動することだって出来る。つまり、旬なものをベストポジションで楽しめるのだ。
(2)についても地植えより圧倒的な省スペース化が可能で、いくら品種数を増やしたところで、鉢を並べておけるスペースは沢山ある。また、たとえ株が大きくなってしまったとしても、強剪定でコンパクトに仕立て直せるバラは鉢栽培に向いていると言っても良いのではないか。

また、鉢植えの欠点についてだが、「スリット鉢」を使う事によって、かなり解消される事が分かったのである。スリット鉢とは、園芸センターで植物を買った時に一緒についてくるような、言わばダサい鉢である。しかし、鉢について調べれば調べるほど、このダサい鉢は考えつくされた鉢だって事が分かってきた。スリット鉢の機能性については、ネット上に沢山公開されているが、下記解説が分かり易いので興味がある方は一読すると面白いかもしれない。 : スリット鉢:ローズショップ アンナヴァン

 

イメージ今まで「鉢=素焼き鉢」の図式が頭にあったが、素焼き鉢は、「重い」「高い」「乾く」の3重苦+サークリング現象を引き起こす元凶だった。左写真は、素焼き鉢に入れていたハーロウカーの根だが、まさしくサークリング現象を起こしている。無知だったボクはこれを見て、「元気な根っこ!(喜)」なんて思っていたのだが、これは大間違いであった。素焼き鉢では細かい加工を施せないので、普通に育てたらサークリング現象が発生してしまう。これを防ぐのがスリット鉢だ。

ところで、鉢を選ぶにあたって問題となるのがサイズである。スリット鉢を使う事はすぐに決断できたが、どのサイズにすれば良いのかが判断できなかった。デビッドオースチンのホームページでは「25リットル以上の土が入る」鉢を推奨しているが、それはとんでもなくデカい鉢だ。そんなデカい鉢をいくつも置けるほどの余裕はない。そもそも、ボクが使うのはスリット鉢。スリット鉢は計算された鉢なので、そんなにデカい鉢である必要はないと思われる。8号程度で収まるならば、それが理想的だが、それでは小さい気がする。よって、10号を購入することにした。

 

イメージ色々悩んだ結果、ボクの選んだ鉢が左の画像のものである。

・スリット鉢
・10号

これを10鉢まとめ買いした。プラスチックなので軽く、1鉢560円と驚異的な安さを誇り、しかもその機能は素焼き鉢とは一線を画している逸品である。実に頼もしい。見た目がダサいのが唯一にして最大の欠点だが、このフォルムになっている理由(わけ)を知っているボクにとってはむしろカッコよくすら映ってしまうから不思議だ。ちなみに、鉢は同じもので統一したいので、廃番等が無い限りはこの鉢一種類で行く予定だ。

今、ボクの中で鉢がアツい。

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