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2008.10.24

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 至高のエブリン 2008

イメージ近所の公園や街路の樹が紅葉をはじめており、長野も秋本番の様相を呈してきた。そんな中、ボクの庭では「ウィリアム・シェイクスピア2000」、「エブリン」、「ジェントル・ハーマイオニー」、「レディ・エマ・ハミルトン」がボクの期待に応えるかように花を咲かせてくれている。異口同音で「秋バラは美しい」と言うが、全く持ってその通りだった。数は少ないものの、大きくて、豪華で、色の濃い花を咲かせる。夏と秋では次元が違うと思った。花弁が詰まった「エブリン」と「ウィリアム・シェイクスピア2000」の豪華さは圧巻だし、ジェントル・ハーマイオニーも相当な美しさをまとっている。現在咲いている一輪・一輪全てが本当に美しいと思う。しかし、そんな中でもとりわけ美しい一輪のエブリンが開花した。他を見回してみても、今年はこれ以上の花は咲かないのではないか。

出社前の貴重な10分。いつものように庭を巡回していた時、ひときわ目を引く一輪が咲いている事に気がついたのだ。ギッシリ詰まっていて、デカくて、濃い。そして筆舌に尽くし難い素晴らしい香り。その瞬間、出社前の憂鬱はもちろん、今まで相当の時間・コスト・労力をバラに捧げてきたわけだが、そういった苦労が全て吹き飛んだ。報われたと言った方が適切か。何より庭をバラに賭けた、その決断が間違っていなかったと確信した。ギッシリ詰まった花弁、完璧なかたち、色つき、香り、大きさ、何を取ってもパーフェクトである。

「エブリン、やっぱり最高だ。」と思った。

「(場所が許せば)もう一株欲しい。」とも思った。

 

イメージ 雨が降った日の朝、痛むのが惜しいので切り取って花瓶に挿すことにした。花瓶に挿してみたものの、開花から数日が経っているので2、3日後にはこの花とはお別れとなるであろう。何とも惜しいが、花が散るのを止める事は誰にも出来ない。だけど、苦労して咲かせた花が散ってしまう事は、実はとても大事なんだ。散ってしまったからこそ次も咲かせたいと思う。花が散る事は終わりではなく、スタートである。

エブリンを知っている方であれば、この花からどれほど素晴らしい香りが発散されているか想像して頂けると思う。

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