本文へスキップ

2008.10.18

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 新潟県長岡市越後丘陵公園秋バラ祭り 2008

イメージ10月の連休は新潟に行っていたのだが、中日はフリーとなっており、長岡市にある国営越後丘陵公園に行ってきた。絶妙なタイミングで「秋バラ祭り」が開催されているという。ここは新潟に住んでいたころ、何回か行った事があるのだが、当時はバラに全く興味がなかったし、単にだだっ広いだけの公園というイメージがあった。

しかし、園内に入って驚いてしまった。ハイブリット・ティーを中心とした品種が、標本さながらに整然と、そして膨大に植えられているではないか。そしてその開花状況たるや凄まじい。まさしく圧倒的な花数で、高度な剪定技術によるものか、まさしく一斉開花の様相を呈しているのである。その恐るべき花数には本当に驚いた。こんなに咲くものなのか。そして一輪・一輪が超巨大である。土を触ってみると、如何にも育ちそうな土で、パイプが一株一株に回っており、水の管理も徹底されているようだ。周りを見回すと太陽光を遮るものなど何もなく、その恵みを存分に享受している。とにかく栽培環境が素晴らしい。狭くて日陰だらけのボクの庭とは圧倒的に違っていて、悲しくなった。

当然の如く「パパ・メイアン」、「ピース」、「ラ・フランス」と言った大御所は全て揃っており、膨大な品種で溢れていたのだが、イングリッシュローズは数えるほどしか確認できなかったのが残念だ。超巨大な「ピエール・ド・ロンサール」の寄せ植えがあって、満開時は圧倒的な景観を作り出しているはずである。ハイブリット・ティーには全く興味がないのだが、しかし、これほどまでの数のハイブリット・ティーを見ることが出来るのは貴重で、コースを3回以上も周ってしまった。そこで分かった事は、やはりハイブリット・ティーはボクの好みじゃないって事だった。唯一、ラ・フランスは「ちょっと植えてみたいかも。」と思ったが、その他ボクが植えてみたいって思ったものは1つもなかった。理想的環境による賜物かもしれないが、幾らなんでも花が巨大すぎる。巨大金魚を連想してしまった。色とカタチが派手なものが多く、バラに興味がなかったころのボクがイメージしていたバラそのものである。この世にハイブリット・ティーしか存在していなかったとしたら、ボクのライフスタイルにバラ栽培が組み込まれる事はなかったであろう。好みは人それぞれである。

もっと重要な収穫は、小さくて花数が少なかったとしても、自分で咲かせたバラがこの世で最も美しいバラだって事に気がついた事である。少し考えればそれは当然のことで、我が子がこの世で最も可愛いと思う事と何ら違いはない。苦労あるから愛おしいと感じるという意味では、バラは心で見て、美しさを感じる植物なのかもしれない。

 

ラ・フランス

<<Back           Return to TOP           Next>>

copyright©2002 shinzou all rights reserved.