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2008.10.15

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses 秋のジェントル・ハーマイオニー

イメージウィリアム・シェイクスピア2000の右隣に植えてある「ジェントル・ハーマイオニー」だが、一番花こそは素晴らしい花と香りで驚かされたが、夏になると途端に花付きが悪くなり、同時に花弁の数が激減し、白くて貧弱な花を咲かせるようになってガッカリさせられたのを覚えている。すぐ隣のウィリアム・シェイクスピア2000は豪華で真っ赤な花を連続的に咲かせていたことも相まって、ますますジェントル・ハーマイオニーはボクの中で印象の薄いバラとなってしまっていた。

 

イメージ印象が薄いまま数か月が過ぎ、10月に入った途端、ボクが住む長野では早朝は白い息が出るほど気温が下がる日がしばらく続いた。あまりの寒さにバラ達は縮こまって成長が止まり、さらに悪い事にそのままダメになってしまう蕾が続出した。半分程度は開かずにダメになってしまったと思う。

しかし、10月中旬頃になると暖かい日が戻って来てくれて、寒さから生き残った蕾達が再び成長を始めていた。そんな寒暖差の激しい今年の秋であるが、あくる日の朝、忽然とジェントル・ハーマイオニーが美しいピンクをまとって咲いていたのである。夏はもちろん、春もこのような色をしていなかったと思う。「ピンク色の薄い羽衣をまとったようだ」と言った表現が当てはまる。残念ながら所有するデジタル一眼とボクの技量ではこの美しさを表現することが出来ないが、実物はこれを圧倒的にしのぐ美しさである。

 

イメージこの美しさを見てしまうと、貧弱だった夏の件はチャラにせざるを得ない。

株が充実する来年の秋はどのような姿を見せてくれるであろうか、今から楽しみな一本になった。

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