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2008.10.08

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses ピエール・ド・ロンサール

バラについてネットで検索すると、愛好家たちの無数にあるバラを見る事ができ、結果として世界が広がる。ある日の就寝前、いつものようにそんなバラ達を見ていたのだが、とあるホームページに載っているバラに目が釘付けとなってしまった。圧倒的な花付きと美しさを兼ね備えたそれは、「ピエール・ド・ロンサール」という品種だった。

早速、ピエール・ド・ロンサールで検索をかけてみると、膨大にヒットし、そのどれもが素晴らしい壮観を作り上げているではないか。それから毎日のようにピエール・ド・ロンサールについて調べるようになったが、今まで知らなかった方が変だったと言えるほどの人気品種だという事が分かった。イングリッシュローズ以外には全く興味がなかったので、その存在に気が付くのが遅れたのは仕方なしと言ったところか。

フランス・メイアン作出。返り咲きと紹介されている場合があるが、基本的には春のみの一季咲きだと思ってよさそうだ。イングリッシュローズ以外で、しかも一季咲きの品種に興味がわいたのは自分でも意外だったが、連日ピエール・ド・ロンサールについて調べているうちに、どうしても手に入れたくなってしまった。植える場所ならあるんだ。

西側壁面

イメージ ピエール・ド・ロンサールはかなり大型になる品種だと言うが、こいつを植えられる場所は一瞬で思いあたる。それは西側の壁だ。ボクの家の西側は店舗駐車場に面しており、人目に付くこともあって大きな窓を付けなかった。加えて2.5階建てという特殊な構造から、普通のお宅の壁よりもかなり大きな壁が手つかずのまま残っている。面積的にはピエール・ド・ロンサールをもってしても有り余るほどで、人によっては羨ましいとも思われるかもしれない。
唯一気に掛かるのは、午前中は全く日が当たらず、正午過ぎから初めて日が当たる西日条件と言う事だ。西日ならそれこそ燦々(さんさん)と当たってくれる。そして、大抵の本にはこう書いてある。

「バラに西日はよくない」と。

理想を言えば確かにそうかもしれない。だけど、ボクは日当たり良好、南東角地と言った一等地を手に入れる経済力など持ち合わせていない。東はすでに埋まっており、南は目の前に大きな隣家がそびえ建っている。最も大きなスペースがあるのが西側なんだ。計算上、15株以上は地植え出来る。そんな状況下で、「西日は駄目なんです。」などと言われても困る。西側というだけで諦めるつもりは毛頭ない。むしろ店舗駐車場に面した西側こそ最も人目に付く「見せ場」だと思っているんだ。西側の壁に植えよう。心にそう決めた。

これは西日条件に対する挑戦でもある。植えるのは2株だ。南東条件より花付きが悪くなるのは容易に想像がつく。それをカバーするためにはまとめ植えが有効だと考えたのだ。デビッド・オースチンはイングリッシュローズ図鑑でまとめ植えの有効性を説いており、それを今回の挑戦に当てはめたというわけだ。花付きが理想条件下の半分になっても、倍で1になるという単純計算だ。

奇しくも、楽天ポイントが2300ポイント程度貯まっており、同時に来年の予約シーズンに突入していたので、苗をゲットするには丁度良いタイミングである。連日連夜、各店のピエール・ド・ロンサールの動向を注視していたのだが、相場は2,000円〜3,000円程度であると言う事が分かった。よって2鉢で送料込み5,000円程度になるだろうと踏んでいたのだが、ある時、新たに出現した店に目が釘付けとなった。なんと1,000円である。一瞬目を疑ったが、確かに1,000円だ。安かろう、悪かろうと思い、購入者のレビューを見たところ、評価者20人中全員が5点満点をつけており、コメントも絶賛の内容である。少し悩んだ後、その苗を買ってしまった。2鉢送料込みで2,720円。楽天ポイントを使った結果、合計支払金額はたったの362円。ピエール・ド・ロンサールを362円/2鉢で手に入れたのは我ながら激安だったと思う。あまりにも安いので、苗の状態はいかがなものかと、気になってしまうが、この値段ならば文句は言えまい。丈夫な苗が届いてくれるとよいのだが・・・。

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