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2008.06.28

shinzou's Roses コラム

shinzou's Roses バラにハマる

ボクは昔から数年サイクルで何かにハマる。

初めて何かにハマったのが、若かりし頃の高校時代、ジーンズだった。砕けて言うと一世を風靡したビンテージジーンズで、高校生だったボクには本物のリーバイスのビンテージは手に入らなかったものの、国産のレプリカジーンズに相当入れ込んでいた。今でもそれなりのこだわりを有しており、出張・冠婚葬祭など特別な日を除いてほぼ100%ジーンズしか履かない。これからもジーンズへのこだわりは人並み以上であろう。

次にはまったのが、バイクで、しかもハーレー・ダビッドソンだ。こいつに関しては血のにじむような努力で手に入れ、並ならぬ愛情を持って時を一緒に過ごしたが、結婚して、子供が出来て、家族のため、自分のために手放した。とはいえその火は消える事はなく、いつかはもう一度、しかも1977年製のショベル・ローライダーに乗ってやる!などと夢を描いている。でもそれは気が遠くなるほど先の話だ。

次にハマったのがカメラで今でもそれは続いている。怒涛の如くカメラやレンズを購入し、ニコン最高峰のF6、レンズは単焦点を中心に最終的には300mmf2.8を購入。機材に関してはサンニッパを持って行きつくところまで行った感がある。いまでは休日に写真を撮らない日などなく、天使のような我が子を目の前に、フイルムを順調に消費中。カメラなしでボクのライフスタイルを語ることは出来ない。

これらに共通して言えることは、どれも底知れぬ深さをもったモノという事だ。足を踏み入れたら最後、一気に引きずり込まれてしまう。そして今、それらと同じ匂いをもったものに出会ってしまった。それが自分でもビックリの、バラである。

はっきり言って、バラなんて興味の対象外だった。むしろバラのあの花のカタチ(高芯剣弁咲)が好きでなく、色も派手だし、ケバいイメージがあって全然好きじゃなかった。強いて言うならば、父が実家で大切に育てているバラがきれいで、オールドローズとか何とか言うこだわりがある品種。咲いた時には父母が喜んでいる。そんな程度の認識しかなかった。そんな訳で、妻が庭にバラを植えたいなどと言っても、聞こえないふりをしていた。バラはオマケで、別の花木を植えようと考えていた。しかしそんな折、バラ祭りが開催されバラ苗を買いに行くチャンスが到来したのだ。父がバラにこだわりを持っていた記憶が発揮され、どうせ買うならホームセンターなんかには売っていないやつがいい。

そこで出会ったのがDAVID・AUSTINのイングリッシュローズだったのだ。まず、デビッド・オースチンのDAVIDと、ハーレーダビッドソンのDAVIDがカブっていたのに運命的なものを感じたのが率直な第一印象。次は、バラは春しか咲かないと思っていたのだが「4期咲き」と書いてある。そして、花からは強烈な香り。バラに香りがある事なんて、考えたこともなかった。「このバラはボクが知っているバラとは全く違う。」と思った。最初は1000円程度の苗を1,2本買えばいいと思っていたのだが、(ボクにとっては高いと持った3000円の)イングリッシュローズの苗を2本購入することにした。そしてその苗を持ち帰り、デビッドオースチンについて調べてみると、それは底知れぬ深さを持った世界への入り口だったのだ。次週にまたバラ祭りに足を運び、追加でオースチンの苗を2本購入し、それでも飽き足らずネット通販で4本購入したが興味は広がるばかりで留まる気配がない。

今、とにかく庭にバラを植えまりたくて仕方がないのだ。この感覚、カメラにハマった時とまったく同じなんだ。


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