AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

モデル 発売日 現行カタログ
AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF 1992年9月 ×
AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D 1993年12月 ×
AiAF Nikkor 28mm f/2.8D 1994年10月
AiAF Nikkor 35mm f/2D 1995年3月
AiAF Nikkor 50mm f/1.4D 1995年4月
AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF 1995年12月
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G 2007年11月

これらはボクが所有している全レンズの名称と発売日をまとめたものであるが、改めて調べてみて自分でもビックリしてしまった。所有する殆ど全てのレンズが1992〜5年に発売されたオールドタイプのレンズであり、もっとも新しいレンズですら発売から6年経過している「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」という現実である。

所有する300mmや105mmなどはすでに発売から20年以上も経過しているわけだが、それではこれらオールドレンズがダメなのかと言われれば全くそんなことはなく、満足しているからこそ買い替えも更新もせずに使い続けていられるのだ。ボディはu2、F100、F6、D70、D300、D3、D4と結構な頻度で買い替えを行っているが、それに比してレンズの時間耐久性は永く、レンズの買い替え頻度は低いと言っていいだろう。
機種 D3
レンズ AiAF-I ED Nikkor 300mm F2.8D (IF)
絞り 開放
露光時間 1/80s
ISO感度 400
露出補正 -0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 300mm
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 なし。気合いの手持ち。
1992年発売、もはや20年以上前のレンズ「AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF」でクジャクを撮影した。
当然VR非搭載のレンズだが、1/80sの手持ちでもブレなし。

絞りは開放、さらに-0.7の露出補正をかけることによってシャッター速度を1/80sまで上げ、気合いで何ショットか撮影。その後、もっとも状態のよい写真を選別したものだ。
20年前のレンズでも解像感が高く色乗りも良い。ボクの用途では、必要十分なクオリティだ。

ある意味、完成された設計を持つ単焦点レンズを使用しているが故に、買い替えの必要性はさほど感じていないのだが、唯一「AiAF Nikkor 50mm f/1.4D」だけは「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」への買い替えの必要を感じている一本である。その理由としては、絞り羽根でカックカクになってしまう光点が挙げられる。
下の作例は三女が芝生のチクチクで変顔になっていて恐縮だが、「AiAF Nikkor 50mm f/1.4D」で撮影したものである。この写真の何が気に食わないかというと、たった2段絞っただけで見事にカックカクの光点になってしまうところである。芸術的な光点ボケおよびボケ味を生み出す神レンズ「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」とは比べるべくもなく劣っている点だ。
機種 D3
レンズ AiAF Nikkor 50mm f/1.4D
絞り 2.8
露光時間 1/160s
ISO感度 200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 50mm
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 なし。手持ち。

とはいえ、「AiAF Nikkor 50mm f/1.4D」だって木漏れ日のような光点がなければ満足な写りをしてくれるので、「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」への買い替えの優先順位はそんなに高くなく、いつかヤフオクで2万円くらいまで落ちたら手に入れようと思っていた程度の話である。

そんな訳で、その他のレンズにさほど興味が湧かないので、ニコンから発表される新しいレンズに関する情報にも疎くなってしまうのだが、このたび久しぶりに何か面白いレンズがないか探してみたところ、「おぉ!?」と思えるレンズが見つかってしまった。そのレンズこそが、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gである。



なぜ気になったかというと、まずはそのお値段が約20万円という点だ。
「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」ですら6万円なのに、たったの8mm違うだけでいきなり20万である。インターネット上ではノクトの再来とされているが、写暦たかが10年チョイのボクはノクトなんて馴染みがないし知らないので、ノクトがどんな凄いレンズなのかは全く分からない。

ボクの中で一つだけ確定的に言えることは、、「58mmという焦点距離が、レストランでの娘撮りにメチャクチャ絶妙な距離に思える」という、この1点のみである。ボクの撮影用途はいろいろあるが、大半が我が3人娘撮りであり、そのほとんどを「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」でこなしてきている。これは究極の銘玉と信じて疑わないが、唯一の不満はレストランでテーブルをはさむような距離では85mmは長すぎる事だ。椅子を引かなければ撮れない。しかし50mmではちょっと広角に思える。そこに来てこの58mmである。

しかも値段は20万。この値段で駄レンズだったら詐欺だろう。説明書きにある、サジタルコマフレアーの収差の抑え込み等についてはハッキリ言って何を言っているのかよく分からないのだが、ニコンが満を持して発表したのは容易に想像がつく。ボクの頭の中はいつだってシンプルだ。ただ単純に、ボクはこのレンズを使って子供たちを撮ってみたい

今までは次に買うしたら、先に挙げた「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」か、使用頻度の高い焦点距離35mmの「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」が筆頭候補だった。しかし、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの登場には久しぶりに考えさせられてしまった。

しかし・・・何というか、重さがたった380gレンズが20万って・・・、ボクの旧態依然とした頭ではなかなか理解しがたい値段でもある。せめて10万円だったら今すぐにでも買うんだけど、発売直後らしいので多分それは無理だろう。

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを購入


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