AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF



当時望遠レンズを何にするか延々2年以上迷い続けていたが、遂にボクのハートを射止めたレンズがこの「AiAF-I ED Nikkor 300mm F2.8D (IF)」であった。初めての望遠レンズがいきなりサンニッパという、回り道しない潔さが我ながら気持ちいい。

その容姿から容易に想像できるが、コイツは決して軽い気持ちで扱える代物ではなく、間違ってもお気軽スナップに持ち出すと言う訳には行かないレンズだ。サンニッパはいつの時代もメーカーの威信をかけて作られるレンズであり、本レンズも例外ではない。発売から20年も経っているサンニッパとはいえ、砂粒一粒まで描写し尽くす解像力、ファインダーを覗けばはるか遠くに舞い散る桜の花びらまで見える明るさ、そしてAF-Iと言えどもその合焦性能を侮るなかれ、D3やD4と合わた時には瞬時に「ビタッ!」と決まる速さと正確さを持ち合わせており、そして高級感に溢れるその梨地仕上げ。それら全てが高次元でまとめ上げられており、流石はニコンが放ったサンニッパと言ったところだ。

ボクが所有するレンズの中で最もビックでヘビーであり、F1撮影やスポーツ撮影などの特殊な用途以外は中々出番がないが、運動会などではその他父兄のカメラの放列をなぎ払うほどオーラを持ち合わせているレンズである。

しかしながら正直なところさすがに古さを隠せなくなっており、間違いなく新型サンヨン「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」のほうが描写力が高いと判断している。新型サンヨンも魅力的だが、やはりx2倍のテレコンを用いて600mmF5.6に出来るサンニッパの明るさは捨てがたく、万が一買い替えるのであればGタイプサンニッパの中古が候補に挙がる事になるだろう。でも年数回しかないという望遠域の出動頻度を考えると、実際問題として買い替えはない。


機種 D4 「2015年 マレーシアグランプリ 決勝」

この瞬間を撮るために、同じ場所に数時間も立ち尽くして待っていた。滅多にない大切な瞬間を確実に切り撮れるサンニッパは非常に信頼のおけるレンズだ。
レンズ AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF
露出モード シャッター優先オート
絞り F10
露光時間 1/800s
ISO感度 ISO200
露出補正 -0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 300mm
AFモード AF-C ダイナミック51点
ピクチャーコントロール 風景
三脚 手持ち


機種 D3 「KL Bard Park」

開放で撮影しているのにもかかわらず、クジャクの羽根の「組織」まで写し切るそのパワー。それがサンニッパだ。

何と、300mmを手持ちで1/80s。

持ち歩くと筋肉痛になるほど、重い。
レンズ AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.8
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO400
露出補正 -0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 300mm
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち


機種 D4 「AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF」

絞り 開放

左目にピントを合わせるのは至上命題であるが、かつ手先や木の幹が画像両端で切れてしまわないように気を配って撮影する必要がある。

このボケ味と描写力は流石だろう。
レンズ AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.8
露光時間 1/1000s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 300mm
AFモード AF-S
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち


機種 D4 Malaysia GP 2014の合間に開催されていたポルシェカップ。

やはりF1と比して流し撮りの歩留りは高い。

ヘッドライトにピントを狙っている。
レンズ AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF
露出モード シャッター優先オート
絞り F14
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO100に対して1段減感
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 300mm
AFモード AF-C ダイナミック9点
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 三脚使用、流し撮り


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