AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
試写

マレーシアは勿論マレーシア人が人種としては最も多いのだが、多人種・多宗教国家であるためチャイニーズが約3割を占めており、その存在感はとても大きい。残り1割がインド人で、残りの数パーセントが我々日本人であったり、インドネシアやバングラディッシュやミャンマーや白人だったりしている。
実際にKL市街に繰り出してみると分かるが、その風景は日本と全く異なっていて、ありとあらゆる人種がグチャグチャに行き来して、色んな食事・におい・色調・言葉が入り混じっている、非常にエキサイティングな国である。
冒頭チャイニーズの方々が約3割を占めると述べさせていただいたが、それだけチャイニーズが多ければ勿論マレーシアにも「旧正月」がある。マレーシアにとっては日本の正月に当たる年末年始はさほど重要ではなく、「旧正月」こそが年に一度の一大イベントだ。ちなみに、マレーシア人(イスラム教徒)にとっては断食および断食明けのハリラヤが一大事で、インド人にとってはディーパバリが一大事だったり、とにかくいろいろ凄い国なんだ。

話がそれてしまったが、旧正月になるとチャイニーズの方々はとにかく実家に帰る事が至上命題となるため、KLを起点としてマレーシア全土東西南北に向かって実家に帰る人々で大混雑・大渋滞が引き起こる。逆に、KL市街からは人が居なくなり、いつもの大渋滞が緩和されるのだ。
そんな訳で、普段はKL市中で最悪の渋滞エリアに位置する「タイムズ スクウェア ニコン センター」へのアクセスが非常に良くなる。先日のバリ旅行で予算を使い果たし、旧正月中は何一つ予定を入れていないので、暇つぶしに「タイムズ スクウェア ニコン センター」に行ってきた。アシスタントとして三女をドーナツとジュース一杯で釣って一緒についてきてもらった。そして、買う気もないのに図々しく以下5本のレンズを試写してきたので、それぞれ回を分けて紹介していきたいと思う。

このレンズたち、写真を趣味にしているのであれば誰もが一度は憧れるレンズではないだろうか。なんてったってその値段。たった5本で230万円分のレンズだ。

AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II
AF-S VR Nikkor 300mm f/2.8G IF-ED

まずは、この画角に大金を叩く勇気が出なくて、全く手が出せない「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」から。初めて使うが、凄まじい職人レンズだった!


機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り開放。

か、開放でこの描写だと・・・?

そしてこのボケ味!

な、何じゃこのレンズは!?
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F1.4
露光時間 1/60s
ISO感度 ISO100
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

これも開放。

す、スゲー・・・。

F2.8では到達できない領域。段違いだ。

ほ、ほすぃ・・・。

しかし・・・RM7,598 (23万円)・・・だと・・・・?

定価30万のレンズだし、やっぱそれ位するよな〜。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F1.4
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO100
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

2/3段絞ったF1.8。

この時点でピント面の「瞳」「まつげ」はカリッカリ。
耳、髪の毛にかけてフワリとボケて行く。

素晴らしいレンズ。

惚れた。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F1.8
露光時間 1/50s
ISO感度 ISO100
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

4/3段絞ったF2.2。

ますますピント面の「瞳」「まつげ」はカリッカリ。
とろけるようなボケ。

すげーぞ、このレンズは。

やっぱ、趣味としての写真はボケ・・・・とにかくボケ味が重要なんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.2
露光時間 1/50s
ISO感度 ISO180
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

2段絞ったF2.8。

「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」を2段絞ってやっと「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」の開放がボケ量で追いつける。やっぱりf1.4の2段高の差は果てしなく大きいなぁ・・・・。
昔からこのレンズは良いレンズだという事は想像していたが、想像以上だった。「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」所有者として非常に悔しい事だが、このレンズは「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」の遙か上を行く。そもそもボケ量からして違う。
でも、よく見ると、2段絞っただけで光点がカクカクになり始めているのは個体差か?もうちょっと絞ったサンプルも撮れば良かった。

素晴らしい!惚れた!欲しい・・・けど高い!
日本への一時帰国で、マジで考えようかな・・・これ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.8
露光時間 1/50s
ISO感度 ISO250
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

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