D4とAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

何も知らないで下の作例を見れば、殆どの方がこれは何の変哲もない、平凡なスナップ写真だと思うことだろう。それほど自然に写している事自体が、「D4」と、そして「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」の底知れぬ性能とパワーを見せつけている証拠でもあるのだ。

この写真、実は非常に過酷な条件下で撮影されたものである。向かって中央やや右上、つまり頭の横が真っ白に白とびしているのが分かると思うが、これは「煌々と光り輝く西日がレンズに正面から直撃」している超・逆光写真である。そしてレンズにとって最も厳しい「絞り開放」、しかも「マルチパターン測光、露出補正ゼロ」である。もっと言えば、14mmの超広角で撮影しており、Capture NX2での現像処理も最低限に留めているに過ぎない。

普通のカメラ・レンズで撮影した場合、顔は真っ黒、背景は真っ白、そしてゴースト/フレアが盛大に出まくるシチュエーションなのに、この自然な写り。しかも前後に動く娘の瞳にジャスピンと来たもんだ。これこそが「D4」と、「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」の凄さだと思うんだ。

機種 D4
レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
絞り F2.8
露光時間 1/2500s
ISO感度 ISO400
焦点距離 14mm
測光モード マルチパターン測光
露出補正 0
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール SD (*カスタム)
三脚 手持ち

下の写真は、焦点距離を24mmにしてフレームから太陽を外した構図。
逆光だが条件的には前者よりも優しくなり、全体的にコントラストが上がった。これがズームレンズだとは俄(にわか)には信じられないが、正真正銘のズームレンズ。色の濃さはカメラの設定や現像処理でいくらでも変えられる時代になったが、それを差し引いても色のりが良いレンズだ。

機種 D4
レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
絞り F2.8
露光時間 1/1600s
ISO感度 ISO400
焦点距離 24mm
測光モード マルチパターン測光
露出補正 0
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール SD (*カスタム)
三脚 手持ち

もう一枚。超・逆光写真。
よく見るとゴーストフレアが確認できるが、通常の常識では考えられないほどよく写っている。

確かに、「D4」や「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」はプロ・ハイアマが使用するハイエンドモデルである事は間違いないだろう。しかし、逆に考えればボクのような未熟者こそ、これらハイエンドモデルの恩恵を受けた方が良いとも言える。普及機は「簡単・優しい」と宣伝こそしているものの、実際には普及機・普及レンズではピント合わせすら困難であり、シビアな条件になればなるほど、撮影が飛躍的に難しくなるからだ。
写真に結果を伴うためには、本人の継続的な熱意・研究・鍛練は当然必要であるが、写真の難しさが分かれば分かるほど、これらハイエンドモデルが頼りになるってことが分かってくる。「D4」と「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」は間違いなくボクの力量不足を補ってくれる最高の相棒なんだ。

機種 D4
レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
絞り F2.8
露光時間 1/2500s
ISO感度 ISO400
焦点距離 14mm
測光モード マルチパターン測光
露出補正 0
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール SD (*カスタム)
三脚 手持ち


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