AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

以前所有していたマイクロレンズは「AiAF Micro Nikkor 105mm f/2.8D (1993年)」という発売から22年も経っている代物であったが、もともとマクロの優先順位は低く、他に優先順位の高いレンズがあったために不満を抱えつつもそのまま使い続けていた。しかしながら、「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」を手に入れたことによりボクの主要システムは以下のようになり、非常に高いレベルでスキのない布陣に到達するに至ってしまった。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G E
AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
AiAF-I Nikkor ED 300mm f/2.8D IF

これをもって遂にマイクロレンズについて考察する順番が回ってきのだが、某大手価格サイト様の最安値ショップ利用、ニコン様が展開するプロモーション、および旧マイクロ105mmF2.8Dを売却することによって「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(メーカー希望小売価格約13万円)」56,000円で入手する事となった。個人的には激お買い得価格だったと思っている。

実際に使用してみると旧型マクロとは雲泥の差であり、今までこいつの購入を見送り続けた事を後悔させるほどの素晴らしいレンズであった。描写力は当然のことであるが、驚かされたのはVR。ボクは大口径崇拝者でありVR崇拝者ではないのだが、マクロ領域で安定したファインダー像を提供してくれるVRは非常に大きな武器になる。想定していた使用用途はバラなど花や蝶の撮影だったが、中望遠風景用レンズとして、中望遠ポートレート用途としても活躍中だ。

なお本レンズは初期型こそ日本製だったが、ある時から中国製となっている。ボクが所有する全レンズを日本製で固めていたが、ついに中国製のレンズとなった。しかしながら実際に使ってみるとその性能と描写力の高さに中国製という事は気にならなくなった。


機種 D4 「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」

メイアン 「ピース」

キング・オブ・ローズ「ピース」を本レンズで切り撮った。美しい花を完璧に切り撮れる本レンズは非常に大きな武器となる。

いつかもし日本に帰ったら本レンズはバラの撮影用途でシーズン中はほぼ毎日フル稼働することになるだろう。
レンズ AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F16
露光時間 1/125s
ISO感度 ISO500 (自動制御 普通)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
VR OFF
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」

絞り F6.3

想定していた用途はもちろんマクロ領域だが、このような中望遠レンズとしても非常に扱いやすい。旧マイクロレンズでは撮ろうとすら思わなかったものでも、本レンズならば撮りたいと思うのはそのち密な描写力ゆえか、もしくは105mmにして1/60sというスローシャッターにもかかわらず、手持ちでブラさず撮れるVR効果によるものだろうか。
レンズ AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F6.3
露光時間 1/60s
ISO感度 ISO200
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」

絞り F8

枝葉に産卵する蝶。使用したボディはD4であり、その設定はISO感度自動制御のシャッター速度高速。結果的にシャッター速度1/500sの感度ISO5600となったが、動き回る蝶をとらえるにはこれくらいのシャッター速度のほうが歩留りが高くなる。ISO5600を感じさせないD4の高感度耐性も見逃す事の出来ない大きなポイントだ。

つまるところカメラボディ・レンズともに現時点で最高レベルのものを使う事によって、ボクのような一個人が手持ち撮影してここまでの撮影ができるようになる。
レンズ AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO5600 (自動制御 高速)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C ダイナミック21点
VR ON
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」

絞り F7.1

キャメロンハイランドで切り撮った茶畑。85mmで風景を切り撮るのは苦手だが、105mmになると意外にまとめやすくなるというのは、本レンズを入手したうえでの意外な発見だった。

凡そケチのつけようのない描写力は流石現行型Nikkor。以前使っていた旧型105mmF2.8Dとは雲泥の差であり、このような高性能レンズにこそ写欲が湧いてくるというのは、本HPを訪れている方であればご理解いただけるものと思うんだ。
レンズ AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F7.1
露光時間 1/125s
ISO感度 ISO200
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
VR ON
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」

絞り F8

非常に美しい蝶を半逆行条件で撮影した。軽く+0.3の露出補正を当ててて、Lightroomの現像処理を少し施すだけでここまで美しく撮れる。

ボクが本格的にデジタルデビューしたのはD3の中古を購入してからたかが3年前にしか過ぎないのだが、デジタル一眼とその周辺システム・ソフトウェアは確実にボクの撮影表現を広げてくれた。
レンズ AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO1000 (自動制御 高速)
露出補正 +0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C ダイナミック21点
VR ON
三脚 手持ち


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