RAW現像特化型PC調達
マウスコンピュータ 「MDV-QX9500SL6-WS-ADB」
EIZO 「CX271-CNX」




ニコン製のデジタル一眼レフをご利用の方であればご存知の事かと思うが、ニコンからリリースされているRAW現像ソフトには「Capture NX2(以下C-NX2)」というものがある。露出補正やゴミ取りなどの各種機能が搭載されているが、やはりC-NX2の最たる特徴は「カラーコントロールポイント」だろう。
例えば青空にコントロールポイントを置いてスライダーを動かすだけで、青空を深い青にする事など朝飯前だ。初めてC-NX2に触れた時は「こ、これは魔法か!?」と本当に思った。C-NX2は間違いなくRAW現像の楽しさと可能性をボクに教えてくれた、素晴らしいソフトだったと今でも思っている。



ちなみにC-NX2を用いたワークフローは以下のようになっていた。
(1) 写真を撮る。
(2) RAWをパソコンに取り込む。
(3) .NEFをView NX2で1次選別・2次選別する。
(4) C-NX2で現像処理をする。(場合によってはバッチ処理)
(5) 残ったファイルを.jpg形式で保存する。
(6) 保存した.jpg画像を、View NX2で3次選別・最終選別をする。
(7) 残った.jpg画像をファイル名一括変更ソフトで一括変更
(8) .NEF画像もファイル名一括変更ソフトで同名にて変更。
(9) .NEFファイルはサイズが大きくてHDDを食うので、お気に入り以外の.NEFは削除。
(10) 年月フォルダに格納。
(11) HP用途の写真については別ソフトで名入れ処理。

このフローはView NX2やC-NX2、ファイル名一括変更ソフト、名入れソフトなど、ソフト間の行き来が大変だったが、一旦フローが確立されるとそんなに負担や疑問を感じることなくルーチンでC-NX2を使い続けていた。

ここで「だった。」などと過去形で表現されているのは、皆様ご存知の通り「D810」以降にリリースされた新モデルのRAWは原則的に「C-NX2には対応しない」というC-NX2使いには大変ショッキングな変更がなされたからである。パテントやら何やらが絡んでいるそうだが、ボクにとっては「新モデルがC-NX2に対応していない」という事実だけが重要であり、そうなってしまうまでに至る経緯やゴタゴタなどボクにとって重要ではない。この決定には一言も二言も文句を言いたいがしかし、ボクのような無にも等しい存在の人間がいくら騒ぎ立てたところで大企業の決定事項が変わるハズもないだろう。ボク自身が時代の変化に合わせて変わっていかなければ、来たるべく「真打・D5」が発売されてもそのRAW現像すら出来ないという状況になることは火を見るよりも明らかであり、C-NX2からの「卒業」は急務であったのだ。


そこで撮影・RAW現像に精通し、各種機器にも深い造詣をお持ちのD*******様からの勧めでAdobeのLightroom5(以下Lr5)をダウンロード・試用を開始したところ、最初は「な、何じゃこりゃ!?ぜんっぜん意味分からん!」と絶叫しそうになったが、使い慣れてくるに従い「こ、これって実はめっちゃ凄いソフト!?」と気付きはじめ、試用開始から2週間経った頃には、その調整能力や使い勝手はC-NX2以上と確信。



問題のコントロールポイントは各種フィルタ・選択ブラシを使えば何とかなるし、1ヵ月経った今では、C-NX2以上のレタッチをLr5一つでこなせられるまでに至る事が出来た。しかもまだまだLr5の全機能を使いこなせている訳ではないため、このソフトにはもっと可能性がある。
さらに選別・現像・ファイル名一括変更・jpg変換・名入れに至るまで、ソフト間の移動なくLr5一つで出来てしまうことも分かり、まだ試用期間中にもかかわらず、Lr5無しでのカメラワークは考えられないようにまでなってしまった。

しかし、Lr5には大きな問題が1つだけあったのだ。それは、現時点で既に7年を経過するようなPCでの動作だ。View NX2やC-NX2ではサクサクに動作してくれていたボクのPCだったが、Lr5にした途端、PCが激重・激遅になってしまったのだ。大袈裟ではなくピントチェックのたかが拡大操作に数秒(平均3〜5秒)かかるほどの重さである。これは完全にPCの能力不足だ。

しかもLr5はより厳密に色温度やG-M被りの調整が出来るため、「もっと正確に色を判断したい」という欲求も沸き立ち、Lr5を試用開始した途端ボクの「物欲」はあっと言う間に臨界点に到達して爆発・炎上。ふと気が付いたらBTOショップのマウスコンピュータにてPCを発注、憧れだったEIZOのモニターも発注。結果的に「約40万のRAW現像特化型PCの新調」という暴挙に打って出てしまったのだった。


マウスコンピュータ 「MDV-QX9500SL6-WS-ADB」
このモデルは元々16万円強のモデルだが、やはりこれだけだと物足りない感じがするので、少々カスタマイズしており、本体だけで約23万円の内容となっている。ちなみに、2月7日の夜中に発注し、2月19日に指定の場所に到着する事になるので、通常であれば発注から10日ほどで手元に届く事になるだろう。ボクの場合はそれを更にマレーシアに輸送するという手間とリスクが伴っているが、こればっかりは致し方なし。なお、5000円の追加料金を支払ってウィンドウズ8からウィンドウズ7にダウングレードしているが、ウィンドウズ10がリリースされた際は無償で10にアップグレードが可能だ。

OS       : 「Windows8」から「Windows7」にダウングレード
CPU      : インテル Core i7-5820K プロセッサー
CPUファン  : 水冷化
メモリ     : 16GB
SSD      : OS・ソフトはSSD240Gで対応し高速化
HDD-1     : 1TBから2TBに
HDD-2     : 今使っている2TBのHDDを再利用
光学ドライブ : ブルーレイドライブ
電源      : 予算の関係で据え置き




EIZO 「CX271-CNX」

パソコンが遅いという理由だけであればモニターの更新は不要だが、やはりLr5やPhotoshopなどのソフトを取り扱う場合はより正確な色より大きな作業空間を求めるようになってしまう。ここまで行くともはや「毒を食らわば皿までも」。念願だったEIZOのモニター「CX271-CNX」をチョイス。専用センサーを用いてキャリブレーション可能なモデルであり、Amazonで発注してしまった。このモニターのお値段は14万円強となっており、EIZOのDisplayportケーブル(5,000円)と合わせて15万円のモニターとなった。数クリックで何でも手に入ってしまう現代はとても便利であるが、同時に罪だと思った。

結局、本体23万 + モニター15万 + マレーシアへの送料(現時点で不明) = 40万円超となったが、この組み合わせでRAW現像すれば超・爆速現像、マッハのサクサクオペレーション、ぶっ飛びの超高精細の絵がボクの目の前に現れてくれるハズ

すでに全ての発注は完了しており、「日本>成田国際空港>マレーシア国際空港>自宅」に届くまで、ぶん投げられたりいつの間にか紛失することなく、無事にボクの手元に届いてくれる事を祈っているところなんだ。


PC到着


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