Photoshopの修正ツールは
凄い上に使える



ここはピピ島・マヤベイ。レオナルド・ディカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」で秘境の楽園が描かれた作品だが、ここマヤベイこそがその撮影地となった場所である。映画の通り、ここは秘境と呼ぶにふさわしい素晴らしいビーチだった。ボクの人生ではもう二度と訪れることはできないであろう、そんな貴重なビーチを「D4」と究極レンズ「3514G」で切り撮った。



しかしである。

実はこれが元画像だったりする。比べ易いようにマウスポインターを画像の上に上に持ってくると、修正画像がロールオーバーするようなっているので、興味のある方は画像の上にマウスポインターを当ててたり外してみたりしてみよう。

レオナルド・ディカプリオ効果で、秘境であったはずのピピ島・マヤベイは実際には大勢の観光客が押し寄せているのだ。そのことについて憂う声があるのはもちろん分かるのだが、ボクもこの大勢の観光客の中のうちの一人だから、そうなってしまっている現状については何もコメントできない。いずれにせよ、この写真からはボクが求めた秘境感は全く感じられないだろう。

そこで役に立つのがPhotoshop(以下PS)の修正ツール。Lightroomでも似たような修正ツールがあるが、PSの方が100倍も強力な修正ツールであり、「いくらなんでもこれは無理だろう」という建物すらキレイに、自然に消し去ってくれるのだ。




百聞は一見に如かずで、これら画像は修正前と修正後の全く同じ部分を切り出したものである。人物は楽勝で消せるとして、看板や船、しかも雰囲気を壊している水色で囲まれた建物を消去しつつ、その裏にあるであろう背景を自然に描き出している。また、別の場所から植物を切り撮ってきて貼り付けたうえでなじませている箇所もある。元画像があるから修正痕が分かるかもしれないが、何も言われず一枚だけ見せられたら等倍観察でも中々見破れないレベル。



これも修正前と修正後の画像。人物・船を消しつつ、その奥にある大きな水色の物体や、看板も楽勝で消しつつ、その裏ににあるだろう景色を自動で描き出してくれる。何がどうなってここまできれいに修正できるのかボクには分からないが、とにかく強力なツールであることは間違いない。よく見たら、消し忘れた船のロープが空中に浮いているのはご愛敬。



これ位だったら楽勝のワンタッチでプチプチと消していける。カップルなどのリア充から優先的に消していこう。



立っている人も、歩いている人も、壁に寄りかかっているちょっと大きめな人も、そこにあるベンチも、海に浮かぶ黄色い浮きも、言われなければ絶対に分からないレベルでガンガン修正できる。

例えば観光地や桜の名所に訪れた際、どうしても周囲に人が集まってしまい、思うように撮れないシチュエーションに極めて普通に遭遇するだろう。もちろん運よく誰もいなくなる瞬間があればラッキーだが、朝方や夕方などは光線状態や大気の状態が刻一刻と変わるものなので、誰もいなくなるまで待つなんて悠長なことは言っておられず、とにかく今シャッターを切るしかない瞬間は必ずある。しかしながら、このPSの修正ツールを使えるようになると、多少人物や、または電線や看板など不要なものがファインダー内に写り込んでいても、細かいことなんて気にせずガンガンシャッターを切れるようになる。これは、めちゃくちゃデカい

ボクは500pxに参加するようになってからPSを本格的に使い始めたばかりなので、現段階ではPSを使いこなせているとはとても言い難いが、そんなボクでもここまで修正できるし、PSを使えば使うほどもっと自然に処理できるスキルが身についていくだろう。せっかくデジタル写真をやっているので、このような素晴らしく強力なツールは積極的に使っていきたいと、ボクは思うんだ。


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