Lightroom
フィルタリング機能
撮影データの見える化は凄い

先のコラムでLightroom(以下LR)タグ付け機能の素晴らしさをご紹介させて頂いたが、折角なので今回は「LRのフィルタリング機能の素晴らしさ」をご紹介させて頂きたい。

LRのフィルタリング機能の何が素晴らしいかというと、「自身の撮影データの見える化」がされるため、「自身の撮影傾向の分析が可能になる」ことだ。具体的には、このレンズの使用頻度が多いとか、このレンズのこの絞り値を抽出してその描写特性を見てみるとか、この焦点距離ではこのようなカットが多いとか、膨大なデータに埋没して分からなくなってしまいがちな自身の撮影傾向がLRを使う事によってすぐに見えるようになる

2016年が明けた今、2015年のLRカタログを整理整頓しているところなのだが、LRのフィルタリング機能は本当に素晴らしい機能なのでぜひご活用して頂ければと思うんだ。


まずはLRを起動する。これはLRの起動画面。毎回思うがLRの編集画面はカッコいい



ライブラリ・現像・マップ・ブック等あるが、「ライブラリ」を選択。
ライブラリを選択すると、上部にライブラリフィルター:というものが表示される。



今回はライブラリフィルター内の「メタデータ」をクリックする。「メタデータ」をクリックすると、ざざっと検索条件が出てくる。




素の状態だと検索条件が少なかったり、余計な検索条件が表示されてくるかと思うが、自分好みにカスタマイズできる。黄色枠で囲んだ部分に小さなアイコンがあるのでそれをクリックすると、列の追加と削除が可能だ。ここでは列の追加をクリックし、白紙の列が追加された。




列の追加を行ったら、次は黄色で囲んだ部分の小さなアイコンをクリックする。そうすると、絞り値・ss速度・焦点距離・ISO感度など、様々な検索条件を設定できる。ここでは「絞り値」を選択。
検索条件として「絞り値」が追加された。


さらにss速度ISO感度を追加した図。



ここからがLRのフィルタリング機能の真骨頂
例えば、上記画像の例では「D4>3514G>F2>1/40s>ISO2500」という条件で検索してみたとする。するとあら不思議、一瞬僅か数秒・数クリックで2015年度の実績として3枚の画像が検出された。



もちろんズームレンズでもすごく役に立つ。
「D4>14-24mmF2.8G>焦点距離16mm>F5.6>13s>全てのISO感度」という条件で撮影されたカットが一瞬で検出できた。



先の投稿で取り上げた「タグ付け」を行っていると、キーワード検索も簡単に出来る
「D4>2414G>F1.8>三女」の条件では14枚の写真が出てきた。



もちろん日付での検索も簡単だ。
日付フィルタを追加して「2015年2月>8514D>F3.2」の画像が一瞬で出てきた。

このように、LRのフィルタリング機能を使えば、いつ・何のレンズを使って、焦点距離は?絞りは?ISOは?という条件で一瞬で画像を検出できるようになる。これによって何が分かるかというと、自分が最もよく使うレンズは何なのか?そのレンズで最もよく使っている絞り値は何なのか?逆に、あまり使っていないレンズがあるならば、今年はもうちょっとそのレンズを積極的に使ってみようなどと自身の傾向と対策を考察する事が出来る。

LRは現像ソフトとして非常に優れているのだが、LRを現像処理ソフトとしてしか使っていないのだとしたら、それは非常にもったいない見落としをされていると感じる。実はLRの真骨頂はこのようなフィルタリング機能にある。2016年が明けた今、2015年の総括として自分の撮影傾向をLRを使って分析してみるというのも、2016年に向けた何かヒントになるかもしれない。


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