Lightroom
顔認識(タグ付け)機能

マレーシアでは日本でいう年末年始正月休みという概念はなく、12月31日大晦日まできっちり出勤日だったため年末に向けて何か整理整頓大掃除をするといった雰囲気には全くなれなかったのだが、勤め先は日系企業だけあって流石に年始は休みとなっているため、年始の休みになってから身の回りの整頓をする気分になる事が出来た。
とはいえ、ボクの身の回りにあるものと言えばカメラ機材くらいしかないため、不用品らしい不用品は全くない。しかしながら、パソコン上では普段やろうと思っていてなかなかできなかったこともあるものだ。という訳で今回はちょっと前の大型UpdateでLightroom(以下LR)に実装された「顔認識整理整頓(タグ付け)機能」をしっかり使ってみることにしたのでご紹介させて頂きたい。

使い方は極めて簡単で、使わなければちょっともったいないと言えるほどの機能なのは流石はLRだ。


まずはLRを起動する。これはLRの起動画面。毎回思うがLRの編集画面はカッコいい




次にLRに実装された「顔認識アイコン」をクリックする。すると各画像に写されている人物を自動的に認識・抽出し始める。感動的なのは、過去のデータ投入実績から、人物名の候補までをも自動的に検出してくれることだ。つまり顔認識の一歩先を行った「人物認識」機能である。抽出が終わったら仕分け(タグ付け)作業を開始する。



LRが「○○さん?」と聞いてくるので、正解だったらひたすらエンターキーを連打するだけで良いので楽だ。結構正確に認識してくるので驚かされることだろう。



もちろんプログラムによる認識なので間違って認識されることも多いが、そのようなカットについてはShiftキーやCtrlキーを押して一括で名前を変更する事も出来る。もしくは、選択した画像を「名前のある人物」のところにドロップしても登録可能だ。そのあたりの操作性の良さは「すべて考え尽くされている感」すらある。





何かの拍子に何も認識されていないカットも出てくるが、それについてはマニュアルで枠を作りタグ付けをすることが可能



これは進ゾウを登録しているところ。




背景にたまたま写り込んだ関係ない人物、学校の学芸会の記念撮影で写り込んだとても仕分け切れない大量の人物なども抽出されてくるし、稀にトチ狂ってありえない対象物などが候補に挙げられてくるが、それらはX(バツ)ボタンを押すことによってまとめてキャンセルできる
大きなLRカタログで初めてこの機能を使った際、もう絶望するしかないほどの膨大な顔写真が上がってくると思われるが、不要な人物を一括キャンセルしながら何とか乗り切ろう





一通り選別が終わったら、人物をダブルクリックしてみよう。仕分けしたその中身が出てくる。LRが一括で選別したものもあるので間違いもある。特に、兄弟・姉妹は顔がよく似ているので間違われやすい。そのような間違いを見つけたらマニュアルで正しい名前にタグ付けし直してあげる。



全部終わったら、試しに検索欄に名前を投入してみよう。タグ付けされた名前が一発で出てくるようになる。特定の人物を探すのに非常に役立つだろう。
また、○○さんは年間で撮影された枚数は156枚とか最も撮影枚数が多い人物最も少ない人物は誰だったのかとか、そしてボク自身が写っている写真はほとんど無いことに愕然とさせられ、来年はもうちょっと自分も写るようしようとか、「データの見える化が可能」になる。




ボクの場合、これはRAWに対してタグ付け操作しているがjpgに変換してもファイル上にタグ付けされた記録は残るようになっている。これはjpgに書き出しした先のフォルダだが、しっかりとタグ付けされている事が分かる。1枚の写真に複数名タグ付けされても表示されるため、jpg変換後も目的とする人物を探しやすくなるだろう。

2015年はこのタグ付け作業をサボっていたので膨大な作業となるが、幸いにして現在使用しているパソコンがかなりの爆裂仕様となっているので非常に重たい作業も難なくこなしてくれている。また一度にまとめてやろうとすると重たい作業だが、毎回写真を撮るごとに毎回タグ付け作業を行う習慣をつければ実は全く大したことない作業である。なので、2016年からはしっかりとタグ付け作業を習慣化させる予定なんだ。

LRはもちろんRAW現像ソフトとして非常に優秀なソフトだが、今回のタグ付けに限らず膨大に撮影する写真を管理するのに非常に優れたソフトだと思う。LRをお使いになられていてタグ付け機能を使われていない方は2016年も明けた今からでも使ってみて頂ければと思うんだ。使ってみれば想像以上に楽しくて病みつきになってしまうかもしれない。

LR フィルタリング機能

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