Adobe Lightroom CC 2015
あおり補正

ニコンのレンズカタログを開いてみると、「PCレンズ/PCマイクロレンズ」という世間一般的な方であればほぼ手を出さないであろうマニアックなレンズがラインナップされている事が分かるが、これはあおり機構を備えてパースペクティブをコントロールできる事が最大の特徴となっているレンズである。このタイプのレンズは建築物撮影や商品撮影などで使われる事が多いと思うのだが例えば、「PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED」のメーカー希望小売価格は約31万円となっており、気軽に手が出せる代物ではないことは明らかだ。

しかし、ここで便利なのがLightroomに搭載されているレンズ補正のupright機能。砕けて言うと、通常のレンズで撮影した写真を、あたかもシフトレンズで撮影したかのように補正してくれる機能の事である。


Lightroom CCでの具体的な操作は以下となる。
この補正自体は超簡単、一瞬で終了する。
自動、水平、垂直、フル、また手動でも補正可能なので、色々試してみると面白い。



機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

Lightroom あおり補正前後比較

1枚目
補正前の画像。いつもの見慣れた写真だ。

2枚目
Lightroomのあおり補正適用後のカット。ここでは「自動」をクリックしているが、まるでシフトレンズを使ったかのような効果が得られる。補正前後を見比べると、上下左右がトリミングされているが、補正により解像度が落ちるようなこともない。注意点としては、あおり補正を行いたい場合は、上下左右が一部トリミングされる事を前提に構図を決める事だろう。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1s and 10s (HDR合成)
ISO感度 ISO200
露出補正 -2.0 and +1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード LVモード拡大鏡マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 小型三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

機種 D4 「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」

1枚目
超広角20mmで撮影した補正前の一枚。

2枚目
Lightroomのあおり補正適用後のカット。ここでは「自動」をクリックしている。上すぼまりな感じが補正されているのが分かるだろう。しかし、この写真で言えば、補正前のカットのほうが雰囲気があって個人的には好きだ。

素晴らしい補正機能だが、何でもかんでも補正すればよいというわけでは無く、自分の好み・意図を反映させながら上手に使っていければと思っているんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F4
露光時間 2.5s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 20mm
AFモード LVモード 拡大鏡マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

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