一本木公園バラ祭り
AF-S NIKKOR 58m f/1.4G

マレーシアでの生活は、カメラを携えて一歩外に出れば異国情緒溢れる環境に囲まれていたので被写体探しには事欠かず、しかも一年中夏の軽装で出かけられるので撮影自体は非常に身近なものだった。今現在はというと、日本に帰ってきたばかりで何を撮影対象にすればよいのか分からない・・・というか、そもそも写真撮影に行く前に日本での生活に慣れたり生活準備をしなければならないという別の意味で中々撮影に行けずにいる。おそらく季節が一巡するまでは落ち着かない日々が続くだろう。

そんな中、マレーシアでは撮れなくて日本では撮れるものは撮りに行きたいわけで、ボクにとってのそのうちの一つは「バラ」である。もちろんマレーシアにもバラは存在しているが、基本的にバラには季節が必要で、日本で見られるような一斉開花は冬の休眠期間が必要なのだ。マレーシアは年中夏なので休眠期間はなく、日本で見られるような美しいバラをお目にかかれることはまずないと言っていいだろう。

ところで、本HPの別カテゴリに「shinzou's Roses」というカテゴリがあることをご存知の方はおられるかもしれないが、ボクは日本に帰ったらロザリアンに変貌を遂げたりする。現在でこそ数を減らして35株程度の栽培本数となっているが、マックスでは70本程度を栽培していた。たぶん、70本のバラを所有していたというのは世帯当たりの平均的なバラ所有本数から見て多い方だと言っていいと思う。写真とバラが趣味であるならば、しかもバラの一斉開花を見られるのは6年ぶりとなれば、それを撮らないなんて選択肢はないだろう。

という訳で、2週連続で長野県中野市にある一本木公園というバラ祭り会場に足を運んだのだが、今回の写真は2週目の物となる。装備は単純で、「D4+AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」だけ。5814Gは接写が苦手なタイプなので、なぜ花の撮影に105mmマイクロを持ち出さないのか疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれないが、バラの接写・花首写真は自宅でも気軽に撮れる。それよりもニコンが放った58mm次世代標準レンズ5814Gを用いて一歩引いた写真を撮りたいと思ったからだ。

機種 D4 「AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」

イングリッシュローズ・品種名はどれだったか忘れてしまったが「ウィリアム・シェイクスピア2000」「ザ・ダーク・レディ」「LDブレスウェイト」のいずれかだったように記憶している。

いずれにせよ、赤系のバラは最も撮影が難しく、撮って出しだけでこのような仕上がりになることは、ボクの経験ではまずない。撮った後の画像処理が必須で、ボクは主にLight roomという現像処理ソフトを使用している。
レンズ AF-S NIKKOR 58m f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1/250s
ISO感度 ISO180 (ISO感度自動制御)
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」

最近ハマっているのが、F1.4クラスのレンズを少し絞り気味にして使う事だ。もちろん開放付近の描写が大好きだが、少し絞り気味にして使うのも良いものだ。

またこのカットなどは、まさに標準レンズで撮りました感がにじみ出ている「何気ない一枚」なのだがしかし、突然奥の方に走っていく子供に瞬時にピントを合わせその瞬間を確実に撮り残せる「D4」の下支えがあってこそのカットという事は、見落としてはならないポイントだ。
つまり、「角を曲がったらバラの壁に出くわした」、「子供が不意に走り出す」、「そのシーンにあっ!と思う」、「カメラを構え構図・水平を決め」、「ピントを合わせ、確実に撮り残す」。その一連の流れを僅か2〜3秒で行えて確実に撮り残せるのはD4のおかげなんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 58m f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F6.3
露光時間 1/250s
ISO感度 ISO160 (ISO感度自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」

夢乙女というバラだと思ったが、改めて見ると葉の大きさが夢乙女ではないので、夢乙女に似た別の品種だろう。

いずれにせよ、5814Gの開放付近を用いて至近で撮影するとこのように写る。ボクはこの焦点距離域のズームレンズを所有していないのだが、このボケこそがその理由なんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 58m f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.2
露光時間 1/1000s
ISO感度 ISO100 (ISO感度自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」

世間一般的には、花の撮影時には青空・直射が良いと思われるかもしれないが、ボクは逆に曇っているくらいが花をより美しく撮影できると思っている。例えばこれは日光が直射している時に撮影したものだが、花の繊細な薄ピンクが飛んでしまっている。
レンズ AF-S NIKKOR 58m f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO100 (ISO感度自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S NIKKOR 58m f/1.4G」

宝くじが7億とか当たったら、広大な土地を買ってこのようなつるバラ仕立てを作りまくりたいと思う。そんな、夢のまた夢を妄想してしまうほどに、美しく咲き誇っているバラだ。

何かと制限のある自宅の庭では中々ここまでにはならない。
レンズ AF-S NIKKOR 58m f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO100 (ISO感度自動制御)
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
三脚 手持ち


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