アイロンモスク
「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

当ホームページでは何回かご紹介させて頂いている「プトラジャヤ・アイロンモスク」。母がマレーシアに遊びに来た関係上、再度アイロンモスクを訪れ、今回はガイドさんが付いてくれたおかげで様々な角度からアイロンモスクを撮影出来たのでご紹介したい。ガイドさんからはお祈りの時間帯以外はどこを撮影してもOKと許可を頂いている。

ところで、圧倒的なスケールを持つアイロンモスクを写し切るには絶対に「14-24mmF2.8G」を使いたいところなのだが、14-24mmは落下により本来のパフォーマンスを発揮できない状態となっているため、お蔵入りとなっている。結果的にD4+2414G+小型三脚という装備で赴くことになったが、やはり24mmでは狭くて構図作りには苦労した。一刻も早い14-24mmの修復が望まれるがここはマレーシア。すぐに修理依頼とは行かないのが痛し痒しなのだ。

ところで2414Gの圧倒的な描写性能を「引き出す」ために最も大切なのは、「ピンボケしていない事」「ブレていない事」である。この、言われてみれば当然の、たった2つの事をきっちりとやるだけで、そのパワーを引き出す事が出来るのだが、これがまたとんでもなく難しかったりする。

広角レンズは被写界深度が深いために、ピントは適当で良いと考えている方もいらっしゃるかもしれないが、「折角苦労してここまで来たのに、最後の最後でピントをケチりますか?」とボクは思う訳で、可能であればカメラを三脚に据え、ライブビューモードで狙った一点を最大限拡大した上で、マニュアルでピントを合わせたい。

一方、手ブレ写真は最悪で、何もかもをも台無しにする破壊力がある。「このレンズの描写はこんなもの?」とレンズを疑う前に、ボクは自分自身の手ブレを疑う事にしている。以前は手ブレしない目安は「1/焦点距離」と言われたが、最近のボクはたとえ24mmの広角レンズでどんなにしっかり構えていても、1/100s以下はもう「危険領域」だと思って撮っている。ブレを追放するために、もし可能であれば三脚に据えて、レリーズケーブル、ミラーアップをしてブレないように心がけたいものだ。

とは言いつつも、ここは神聖なモスク。まさか大型三脚を構えてそのようなマネは出来ないので、小型三脚を用いての撮影となった。ミニミニ三脚は便利だが、床に据えると構図に制限が出てくるために、三脚を広げて自分の体とベルトに三脚をくっつけた状態での撮影となった。


機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F5

今回はガイドさんがついてくれたので、自分一人だけでは絶対に行けないような2階にも上がらせて頂いた。

シャッター速度は1/80s。普段のスナップならば問題ない速度でも、このような建築物では手ブレギリギリの速度となっている。
手ブレを防ぐために小型三脚の足を畳んで一脚の形にして、それを手すりに乗せて縦ブレを防いだ。この一工夫だけでも安定感がまるで違う

それにしても、中央で三脚を広げているカメラマンの方がうらやましい・・・。奥では結婚式が行われていたので、そのカメラマンだろう。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 小型三脚

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F5

これは小型三脚を床に据え付けて、LVモード 拡大鏡マニュアルフォーカスでドームの縁にピントを合わせている。やはり、厳密にマニュアルフォーカスでピントを合わせると、描写が違ってくる

構図は違えど1枚目のオートフォーカスしたカットと比べて、その違いが分かるだろうか?このたった一手間が出来るか出来ないかが、大きな差となる。

しかし、デカすぎて24mmでは入りきらん!
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/13s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード LVモード 拡大鏡マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 小型三脚・ミラーアップ

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F5

横構図では入りきらないので、縦構図にして撮影したカット。同じくドームの縁にピントを合わせている。

本当に素晴らしいモスクだ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/20s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード LVモード 拡大鏡マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 小型三脚・ミラーアップ

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F3.5

シャッター速度は1/40s。このような建築物撮影ではボクが出来うる低速限界をすでに超えており、厳密に見るとほぼ手ブレしてしまうであろう条件。
ガイドさんについて歩いていた関係上、悠長に三脚を地面に据えて撮影している時間は無く、ミニ三脚の脚を広げて2本を自分のにのせ、1本をベルトの上に押し付け、さらに柱に寄りかかって最大限ブレを追放させた状態で撮影した。

この状態になると流石にライブビューの拡大鏡MFとか言っている余裕が無く、AF-Cシングルエリアフォーカスにピントを任せている。構図的にはすごく気に入っているのだが、どうもピントが来ていないような感じが否めない。

納得できん!

でも、上手くいかないからこそ、写真はやめられないんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F3.5
露光時間 1/40s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 小型三脚


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