THAI KRABI / PHIPHI ISLAND
タイ クラビ / ピピ島
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引き続き、「タイ クラビ/ピピ島」で撮影した写真をご紹介させていただくコーナー、第6弾である。最後は気軽なスナップショットも織り交ぜてご紹介したいと思う。ちなみに、今回持って行ったレンズは以下4本、「14-24mmf/2.8G」「24mmf/1.4G」「35mmf/1.4G」「58mmf/1.4G」であるが、その中で最も使用頻度が高いレンズは「35mmf/1.4G」だった。

これはひとえに「35mm」という画角が「24mm」のような非日常的な広角さもなく、「58mm」のような望遠ぽさもない、見た目に自然な画角が使っていて心地よいからであろう。旅行に行った際、サッと出してサッと撮影するスナップショットでは「35mm」という画角の右に出るものがないかもしれない。

またスナップに使いやすいといっても、そこはニコンが誇るフラッグシップレンズ「3514G」。そのボケ味たるや一級品であり、ただのスナップで終わらせないのが「3514G」だ。以下にあげる写真は全て「3514G」で撮影した写真である。

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

絞り F10

クアラルンプール発、クラビ空港着の飛行機にて撮影した一枚。

AF-Sを用いてピントは飛行機のエンジンに合わせている。

早朝便なので、日が昇ってから間もない状態だ。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F10
露光時間 1/200s
ISO感度 ISO100
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード AF-S シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

絞り F2

ホテルのロビーにて撮影したスナップショット。

スナップだからと言ってボケ味については不問とするような事があってはならない。否、何でもないスナップショットだからこそ、ボケ味は美しくあってほしい。そんな願いに完璧にまでに答えてくれるレンズ。

それが「3514G」だ。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO1400 (自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

絞り F2

背景の光点ボケを気にしながら、ホテル内喫茶のガラス文字を切り撮った。スナップショットだから三脚は使わずに、手持ち撮影。

撮影データから相当暗い中で撮影している事が分かって頂けると思うが、ISO800を全く感じさせないD4の高感度耐性および、f/1.4〜というど級の明るさを持つ「3514G」。その二つが組み合わされば、これくらいの写真であればいくらでも撮る事が可能だ。

撮影時間はあるので、AFは使わずマニュアルフォーカスでCoffeeの文字にピントを合わせ、シャッターを切った。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2
露光時間 1/40s
ISO感度 ISO800
露出補正 -1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

絞り F2.2

宿泊したホテル「SOFITEL KRABI」朝食の風景。

他に無数のメニューがあるにもかかわらず、かなり偏ったチョイスだが、ボクはホテルの朝食においてスモークサーモンがある場合はそれを狙い撃ちする。これにオリーブオイルやバルサミコをかけ、サラダとチーズを巻いていただく。オリーブオイルがなかったので、スタッフにお願いしてオリーブオイルを持ってきてもらった。これとコーヒーがあれば、とりあえず他に何もいらないだろう。

「3514G」が織りなす、このなだらかなボケがまた良い。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.2
露光時間 1/160s
ISO感度 ISO560 (自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

絞り F2.5

(実際には30枚くらい撮っているが)ホテルの朝食時に撮影した一枚。捉えた一瞬の表情・目線・しぐさなどは非常によかったのだが、残念ながら被写体ブレしている。通常であればボツにするレベルの被写体ブレだが、捉えた一瞬としてはかなりボクのツボにはまったので、ボクにしては珍しくこのレベルの被写体ブレでも合格としている。惜しむらくはやはり被写体ブレで、ISO感度を欲張らずに最低でも倍の1/160s以上は欲しかった。悔やまれる一枚。

ポートレートを静物撮影だと考えている方がいらっしゃるが、これは完全に動体撮影に属する。動き回る子供が一瞬だけ見せる表情を、大口径レンズで至近距離から全てにおいて完璧な写真を撮らなければならないのだ。その歩留りたるやモータースポーツの最高峰「F1」に匹敵するほどの低さ。それが子供のポートレートだ。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.5
露光時間 1/80s
ISO感度 ISO220 (自動制御)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

撮影場所 ピピ島

酷い船酔いに見舞われ、ファインダーでの撮影が出来ず、ライブビューで撮影をしていた時に、観光客が船からダイビングする瞬間を切り撮ったものだ。
もちろん、これを撮ろうしていた時はまさかこの人が飛び込むなんて思ってもいなかったのだが、「あっ!」と思った瞬時にシャッターを押しっぱなしにしてライブビューモードで連写した。低速連写モードの、しかもライブビューだったが「D4なら」ここまで撮れる。その間、ほんの0.5秒程度か。

「あっ!」と思ったその一瞬の判断に平然と応えるのが「D4」。その瞬間を撮り逃したりしないのが「D4」。これこそが、ボクが「D4」を使っている理由なんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/200s
ISO感度 ISO100
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード AF-F ノーマルエリア
ピクチャーコントロール 風景
三脚 手持ち


機種 D4 「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

撮影場所 ピピ島

怪物映画「タイタニック」の次にレオナルド・ディカプリオが主演した映画、「ザ・ビーチ」。そしてその映画の舞台となった島こそが、この「ピピ島」だ。この映画がこの地域に与えたインパクトは果てしなく大きく、14年経った今でも客足が途絶えることはない。

昔のピピ島は秘境だったハズで、当時を知る方であればそれを惜しむ事もあるかと思うが、逆にこの映画のおかげでボクのような観光客でもこのような絶景を見れるようになったことも事実。本当に素晴らしい景色だった。
レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 1/125s
ISO感度 ISO100
露出補正 -0.3
測光モード AF-F ノーマルエリア
焦点距離 35mm
AFモード LV 拡大鏡マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 手持ち

「こんな景色をもう一度撮りたい・もっと上手に撮ってみたい。」と強く思わせてくれた今回の旅行。鉄は熱いうちに打て。その熱が醒めやらぬうちに、旅行から帰ってきてたった一週間で次のフライトチケットおよびホテルを確保してしまった。撮りたいと思う気持ちを抑えるためには、それを撮るしかない。そう思ってしまった以上、そこに行なくては気が済まない。

次なる目的地は、タイの東側に浮かぶ島「SAMUI ISLAND (サムイ島)」だ。

ボクは、次のサムイ島ではマジでマジ撮りをしたいと思っているんだ。

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