シンガポールの夜景 マジ撮り
「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

「2414G」と「3514G」を購入してから暫く経ってしまったが、このようなハイエンドレンズが頭抜けたパワーを見せつける事が出来るのは、はやりギリギリの撮影条件となってくる夜景撮りではないだろうか。この両者を手に入れてから、かねてから夜景を撮りに行きたいと考えていたのだが遂にその機会に恵まれて実際に撮影してきたので、2回に分けてご紹介させて頂きたいと思う。

場所はこのホームページでも幾度となく登場してきている夜景スポット「シンガポール・マリーナベイサンズ」の展望デッキである。ここには既に数え切れないほど来ているので、撮影ポイント・構図・日没時間・イベントなどはすべて頭の中に入っている
今回は日帰り出張であり、フライト時刻は21時40分。ボーディングは21時10分までに済ませなければならない。となると、イミグレーションでの混雑を想定して8時45分には空港に到着していなければならず、タクシー待ち行列や、渋滞などを考慮すると20時10分には撮影ポイントから離れなければならない。

ここでボクの撮影テーマの一つである日没直後に空が藍色に染まるブルーモーメントは通常19時45分〜20時00分の間なので、実際問題としてドタバタ撮影である。目的とする条件で時間ギリギリまで撮影を行い、スパッと撮影を切り上げ、全ての行動を延滞なく確実に行って空港に着く必要があるので、行き慣れていないと無理なスケジュールだ。雨とか降ると全ての工程で渋滞が発生するので「飛行機乗り遅れ」のリスクもあったが、そんな事を言ってたら何も出来ないだろう。シンガポールに来た目的は出張だが、それだけで帰るのはつまらない。やりたいこともちゃんとやって帰りたいものだ。

今回の撮影装備は以下となっている
「D4」
「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」
「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」
「ポータブル三脚」
「レリーズケーブル」

現在マレーシアは雨不足で森林火災や焼き畑でヘイズと呼ばれる大気汚染が深刻な状態となっていたが、風向きが良かったのか、ボクの日ごろの行いが良かったのか、シンガポールに到着すると大気の状態はかなり良かった。過去2番目に澄んだ空気で撮影をすることが出来たのはラッキーだった。

まず最初の作例は24mm単焦点としてはf/1.4というド級の明るさと、メーカー希望小売価格が30万円という常軌を逸した鬼レンズ「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」の作例からだ。今回はマジ撮りしているので、画像をクリックすると原寸大表示されるので、興味のある方はそのパワーを隅々まで確認いただければ幸いである。

このレンズを使って「うぉっ すげぇ!これは絶品レンズよのう・・・・。」と独り言つぶやく怪しい人間になってしまうのはボクだけでは無いハズであり、2414Gというレンズを買ってしまった人だけが味わえる特権でもあるのだ。

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F8

まだ明るい6時半頃からマリーナベイサンズに到着し待機する。明るいうちは大したことの無い風景だが、一つ一つ明かりが灯るにつれてこの景色が変化してゆくのだ。

これはブルーモーメントが始まる直前に撮影したもの。F8まで絞り込んで撮影した。

本番前にもかかわらず、すでにこの絵を叩き出す。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 5s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 ポータブル三脚・レリーズケーブル

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F4

到着してから一時間以上経って、お待ちかねのブルーモーメントが始まった。油断しているとあっという間にゴールデンタイムを逃すので、撮影は忙しい。

これは雲の形も満足がいくもので、2414Gにおける今回のベストショット。夜景撮りのスイートスポットはF4〜F8程度だ。

タメ息モノの写り。

これが2414Gが叩き出すパワーだ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F4
露光時間 1s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 ポータブル三脚・レリーズケーブル

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F5.6

全ての撮影はマニュアルフォーカスで行っている。
(1)レンズをAFからMFスイッチに切り替え
(2)ライブビューモードにしてマックスに拡大。
(3)絞りをf/1.4の開放にして被写界深度を最も浅くして
(4)中心のビルに完全にピントを合わせ
(5)ライブビューをオフにして、ファインダーで構図を作り
(6)あらゆる絞り値で撮影

三脚・レリーズケーブル・ミラーアップが必要なのは、今更説明するまでもない基本的事項だ。ここを手抜きすると撮影にならない。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 2.5s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 ポータブル三脚・レリーズケーブル

機種 D4 「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」

絞り F2.8

夜景は肉眼で見たよりも、絶景に撮れている必要がある。
そしてこのレンズはそれを叶えてくれる最強の一本。
画像をクリックすると原寸大が観賞できるので、興味のある方は参照されたい。

ボクはもはや普通のレンズじゃ感じられない

ここまでやって初めて「撮った」という実感が持てるのは、より強い刺激を求めてしまう人間の性(さが)というものかもしれない。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.8
露光時間 1.3s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 ポータブル三脚・レリーズケーブル

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