Putrajayaの夜景 - 2 -
本撮り

先稿「Putrajayaの夜景 -下見-」にてご紹介させて頂いたように、新たな撮影テーマを「Putrajayaの風景・夜景」と見定め、実は、最近1週間で3回も「Putrajaya」に通い詰めていたりする。

今回ご紹介させて頂く「Putrajayaの夜景」は2014年3月21日(金)に撮影したものであるが、何を隠そうこの日はボクの誕生日である。もはや誕生日プレゼント云々という歳では全くないのだが、ボクが妻に望んだのは「撮影時間」だった。誕生日は特に祝い事など不要なので、とにかく撮影に行きたい旨を伝え、仕事も定時に切り上げて急いで帰宅、装備を整えたうえで急ぎ「Putrajaya」に一人で向かったのであった。ちなみに今回の装備は前回の下見を踏まえて以下である。いつもと違うのは、夜景撮りに「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」が追加されていることである。

D4
AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
三脚・レリーズケーブル

この日の撮影でボクが狙っていたのは「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」で撮る「ピンクモスクとブルーモーメント」。先週末の下見でブルーモーメントは19時40分から始まる事は分かっていたのだが、途中通勤ラッシュに巻き込まれるなどしてギリギリ19時半に到着。しかし到着してみると、お目当てのピンクモスク付近は異様な雰囲気に包まれていたのだ。

ここで何が行われようとしていたのか分からないのだが、マレーシアの正装を着たイスラム教徒が約20万人も集まっており、イスラム教徒でないのは見渡す限りボク一人だけ。感覚的に「20万人vs自分一人」という超アウェイ状態となっており、この環境下で「100万円の装備を抱えた日本人」という出で立ちでピンクモスク付近に近づいて行く勇気は、流石になかった。
実際にその場に立てば分かるが、イスラム教徒以外は無理な雰囲気だった。マジで。

そうこうしている内にブルーモーメントは終了してしまい、この日狙っていたカットは諦めて、前回撮影した橋の上から撮影を開始したのだが、ここも次から次へと車が来て、あっという間に橋もフル路駐状態となり、「多分」大丈夫と思いつつもここはマレーシア。例えば混雑に乗じてバラン刀を持つものが紛れ込んでいても不思議ではない。それなりのリスクを覚悟で撮影していたのが以下の結果である。リスクを冒したなりに、おそらく普段撮れないカットが撮れたので結果的には満足な撮影となった。でも、「マレーシアで邦人男性が・・・・。この日は被害者の誕生日だった・・・。云々」などという記事が新聞の片隅に載ってしまうような事が無いように、マレーシアに来て以来、過去最大級に周囲を警戒しながら撮影していた。帰宅の車に乗り込んだ瞬間、「あ〜・・・おっかなかった・・・。」と、率直に思った。しかしそれは、「まだ見ぬ理想の一枚」のため。行動無くして「まだ見ぬ理想の一枚」が撮れるなんて事は有り得ないのも、また事実なんだ。

折角苦労して撮ったので、画像をクリックすれば大ファイルが開けるようになっている。興味があればそちらもご参照いただければ幸いである。

機種 D4 AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF

絞り F8

前回の下見で、このポイントからは58mmでは少し短く、85mmが丁度良いであろうことはすでに見抜いていた。だからこそ、ボクにしては珍しく8514Dを夜景に持ち出したのだ。

「shinzou's Photo House」において8514Dを用いた夜景作例は超レア。D4と8514Dが織り成すパワーを実感して頂ければ幸いである。

周辺光量落ち、遠景での解像度等を考慮してF8まで絞って撮影しているが流石は8514Dだ。距離さえ合えば、8514Dは十分以上に夜景に使えるだろう。
レンズ AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 10s
ISO感度 ISO100
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 85mm
AFモード LVモード MFフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル

機種 D4 AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF

絞り F8

これはピンク・モスクとは逆方向にある「Iron Mosque」。名前の通り、金属で出来ている珍しいモスクだ。85mmでもなお遠いような気がするので、105mmを使ってもいいかもしれない。

ちなみに観光客で賑わうピンク・モスクとは違い、この「アイロン・モスク」は観光客に開かれていないのだが、翌日この「アイロン・モスク」を訪れてその圧倒的な堂内を観てきているので、後日ご紹介したいと思う。
レンズ AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 15s
ISO感度 ISO100
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 85mm
AFモード LVモード MFフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル

機種 D4 AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

絞り F4

ここが今回撮影していた橋「Seri Wawasan Bridge」だ。夜間は紫色にライトアップされている美しい橋だ。ここで路駐して撮影を開始したら、どんどんクルマが増えてきてあっという間に満車となった。

「Masjid Putra」に数万人の人たち(多分20万人)が集結するなど、イスラム教徒のパワーはボク達日本人が外から傍観して想像している以上に凄まじいものだ。日本人にはこのような意識はなく、実際にこの場に立てば、その圧倒的パワーの前に足がすくむ思いをするだろう。

なお、コチラでボクが撮影していた橋と、被写体である「ピンク・モスク」「アイロン・モスク」の位置関係が分かるので、興味のある方は参照されたい。最近はここに通い詰めているんだ。
レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
露出モード 絞り優先オート
絞り F4
露光時間 2.5s
ISO感度 ISO100
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 24mm
AFモード LVモード MFフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル

機種 D4 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

絞り F5.6

これは夜景スペシャルレンズ「5814G」で撮影したものだ。この作例ではF5.6であるが、このレンズは夜景性能が高くF4まで絞れば十分な解像度が得られ、露光時間も少なくて済む。

構図的にはこれでも良いが、やはりこの地点からは85mmの方がぴったりと収まるだろう。
レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 5s
ISO感度 ISO100
露出補正 +0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード LVモード MFフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル


機種 D4 AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF

絞り F8

同様の構図で8514Dに戻ってみる。
やはり、この地点では85mmがピッタリくる。

85mmで夜景に丁度良い場所に巡り合ってなかったので、そう云った意味で、この撮影ポイントは貴重だ。
レンズ AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 5s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 85mm
AFモード LVモード MFフォーカス
ピクチャーコントロール 風景
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル

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