カメラ・レンズを撮影

言うまでもなくカメラ・レンズは撮影するためのものであり、それ自体は撮影されるために生み出された訳ではない。しかし、人が考えに考えつくした結果生み出された「モノ」にはある種の「機能美」が宿っているのもまた事実である。D4然り、f/1.4Gシリーズもまた然り。
これらの「モノ」には、成るべくして成った独特の美しさがあるのだ。ボクは基本的に、素晴らしい風景や、美しいもの、愛らしいもの、かっこいいものだったら何でも撮ってみたい。だから、意外にもボクは自分のカメラ・レンズを被写体として撮影することが多かったりするのだ。その目的でD3を予備機として持っているというのは言い過ぎかもしれないが、実際D3でD4を撮影する事はとても多いのだ。

機種 D3 「D4とAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」の組み合わせを、D3で撮影した。中々カッコよく撮れたと思う。

被写体となるD4をポータブル三脚に載せ、雲台をグリグリ回しながらD4とこのレンズが魅力的に見える角度を捜し出して撮影した。最初は背景を白台紙で撮影したが雰囲気が出ないので、黒い背景に変えた。黒い被写体は意外にホワイトバランスを合わせるのが難しく、グレーカードを用いてプリセットマニュアルでWBを合わせている。

ライトを点灯させたうえで、「F1.4」を表示させることを忘れずに。その他表示されているメニュー、絞り優先オート、AF-C、シングルエリアフォーカス、全面測光、スローシンクロ等々は、ボクが普段使っている撮影設定そのものである。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F16
露光時間 2s
ISO感度 ISO200
露出補正 -1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

機種 D3 「D4とAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」の組み合わせを、D3で撮影した。上記写真とは別の日、別の時間帯に撮影したものである。

黒いカメラを黒い背景において撮影すると、画面全体に締まりが出て、D4とレンズの「道具感」が演出できる。

WBは4550Kに合わせて撮影したのだが、パソコンモニターで確認するとイマイチ黒が出てなかったのでCapture NX2で黒に近づけるように色身を微調整している。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F8
露光時間 1/3s
ISO感度 ISO200
露出補正 -2.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

機種 D3 「D4とAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の組み合わせを、D3で撮影した。上記写真と全く同じタイミングで、被写体となるレンズを交換して撮影したものだ。

このホームページを訪れて下さっている方には説明不要だが、今やボクにとって無くてはならない究極の相棒が5814Gだ。長らく続いた8514D独裁体制のパワーバランスを崩してくれた一本。メインレンズ中のメインレンズだ。

この時も、WBの決定に迷いがあり、これは5260Kで撮影して、現像時に黒に近づくように色身を微調整している。かれこれ何年も撮影を続けているが、迷わずシャッターを押すだけでドンピシャに済むシーンは、実は少ない。大抵の場合は、その場に合わせた設定を創意工夫しながら見つけ出す必要がある。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F11
露光時間 0.77s
ISO感度 ISO200
露出補正 -2.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

機種 D3 「D4とAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」の組み合わせを、D3で撮影した。上記写真と全く同じタイミングで、被写体となるレンズを交換して撮影したものだ。

「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」は大変魅力的な超広角レンズだが、被写体としても魅力的な一面があり、ボクはこのレンズを被写体としてマクロ撮影することが多かったりする。その魅力は何と言っても、知らない人が見たら水晶玉と見紛うような前玉だろう。


これもまたWBの決定に迷いがあり、これは5560Kで撮影して、現像時に黒に近づくように色身を微調整している。結果的に4枚並べてみると同じ黒でもバラバラ。白や黒は非常に難しい色だと思う。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F11
露光時間 1/2s
ISO感度 ISO200
露出補正 -2.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 三脚・レリーズケーブル・ミラーアップ

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