KLバタフライパーク 2014
- その1 -

先日のバリ旅行で予算を使い果たしたボクは、旧正月5連休をほぼ何処にも行かずに過ごしていただけだったが、流石に最終日はどこか撮影に行こうと思い立ち、3歳になったばかりの三女をアシスタントとして連れ出し、久しぶりに「KLバタフライパーク」に足を延ばしてきた。
このようなバタフライパークに、その日の思いつきで行けてしまうのもマレーシアに住んでいるからこそ出来る技。バタフライパークに限らず、地の利を活かして積極的にいろんな場所に行って撮影をしたいものだ。ちなみに、今回持って行った装備は以下である。

D4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D

三脚は使わず、全て手持ちとした。D4は高感度耐性に非常に優れるため、安心して感度自動制御をオンにして、感度設定をD4にお任せすることが出来る。手ブレ写真だけは絶対に許されないので、手ブレを撲滅すべく、感度自動制御をオート「高速」で撮影したものが多い。

機種 D4 花の蜜に集まる蝶を「AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D」で撮影した。

もはやオールドレンズ、しかし中途半端なオールドレンズだが、その描写力は侮れない。これだけ見せて「Gタイプで撮りました。」と言われても分からない方もいらっしゃるだろう。

とは言っても、亀のように鈍重なAFで、お世辞にも見た目もカッコ良いとは言えないレンズなので、新規でマクロレンズの導入を考えている方には、素直に現行型Gタイプがお勧めだ。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 1/320s
ISO感度 ISO1400 (感度自動制御「高速」)
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 見事な擬態。

ただし居た場所が悪く、ボクに見つかってしまった。

目・触覚・ボディを隠せば、まんま枯れ葉そのもの。もしこれが枯れ葉の中に居たら、見つけることはまず不可能だろう。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/320s
ISO感度 ISO800 (感度自動制御「高速」)
露出補正 -0.3
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 この作例では被写体と言うよりも、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の表現力に注目して頂ければ幸いだ。

連続した柵が、前方から奥に向かってなだらかに、柔らかくボケてゆく絶品ボケは素晴らしいの一言。そして、この絶品ボケの中に被写体が浮かび上がるようにして写ってくれる。

8514Dでもこのような絶品ボケは味わえるが、もうちょっと望遠ぽく写る。これこそが、58mmの画角が織り成す「ゴーハチイチヨン」ならではの描写ではないだろうか。

これは、素晴らしいレンズだ。
レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2
露光時間 1/250s
ISO感度 ISO360 (感度自動制御「高速」)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 芭蕉の花に留まるミニトンボを「AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D」で撮影した。

明暗差が激しい被写体で、露出選びにまず一苦労。マルチパターン測光からスポット測光に変更したが、今度は露出オーバーになったので、そこから更に-1.0補正をかけている。

次にピントの位置。絞り込んで目と翅の両方にピントを合わせたいが、絶対に手ブレしないシャッター速度を保ちつつ、ISO感度もなるべく低くしておきたい。
目にピントを合わせたカットと、翅にピントを合わせたカットを撮影しておき、後から選ぶ。結局、翅にピントを合わせたカットを採用した。

ワンシーン20枚。
そこまでやっても、納得できるのはたった1枚だ。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F5
露光時間 1/320s
ISO感度 ISO720 (感度自動制御「高速」)
露出補正 -1.0
測光モード スポット測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 蝶の羽にピントを合わせ、近接撮影した一枚。

このような被写体ではD4と云えども大幅な露出補正が要求される。

半ば適当に撮った様な一枚だが、前後ボケの違いが面白かったので掲載するもの。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F5.6
露光時間 1/250s
ISO感度 ISO2800 (感度自動制御「速め」)
露出補正 -1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

機種 D4 マクロの近接だけでは面白くないので、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」を用いて蝶を撮影したもの。

D4のAF-C シングルエリアフォーカスを以てしてもピントが中々合わず、LVモードに切り替えて蝶を拡大し、マニュアルフォーカスにてピントを合わせたものだ。
通常、LVモードは静物・風景・夜景を、三脚の上に据えたうえで使用するものだがこのシーンでは手持ちでLV拡大撮影。カメラの角度が1度でもずれると蝶が液晶画面から消えてなくなるのでピント合わせには苦労したが、流石LVモード。ドンピンで撮影することが出来た。
レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
露出モード 絞り優先オート
絞り F2.8
露光時間 1/250s
ISO感度 ISO280 (感度自動制御「高速」)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 58mm
AFモード LVモード マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 手持ち

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