AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D

最近、普段使用頻度が低いレンズを持ち出して撮影するのが自分の中でブームとなっているのだが、今回は10年前に中古で購入した「AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D」を持ち出して、コンドミニアムの敷地内を撮影した。このレンズはAFが鈍重で「ギュィィーン」と音が鳴るので如何にも一昔前のレンズを感じさせるものであり、万人にはお勧めできない。それでも、使ってみるとマクロならではのカリッカリの描写は魅力的なので、中古で数千円で手に入れて遊んでみるのも一興かもしれない。

特に、ポートレートで使用した際の「瞳」の解像感たるや、「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」を上回るものがあり、「これはこれでかなりイケるなぁ・・・。」なんて考えてしまった。そういった意味では「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」や「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」よりもf値が2段も暗いものの、メチャクチャ寄れて等倍撮影可能で、ナノクリ、ED、円形絞りを持つ上に、手ごろな値段の「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」も次の候補レンズとして挙げてみるのも面白いかもしれない。


機種 D4 コンドミニアムの敷地内には沢山の花が咲いている。

花の中を覗き込むとアリがせわしなく仕事中であった。肉眼では細かい動きが観察できないが、D4にマクロレンズを装着して観察すると、つぶさにマクロの世界が見えてくる。

何枚か撮影し、アリの配置が最も良いものを選んだ。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F4
露光時間 1/2500s
ISO感度 ISO1100 (オート設定)
露出補正 +0.5
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 その他のレンズを装着している場合、確実に見過ごすであろうとても小さな花も、マクロレンズを装着することによって被写体に成り得るからマクロは面白い。

フィルム時代はマクロ撮影といえば三脚が必須だったが、デジタル時代になってからはシャッター速度を自在に操れるので、手軽に手持ち撮影を楽しめるようになった。

マニュアルフォーカスで左上の花にピントを合わせている。暗めのタイルなので露出オーバー気味になる。-1.0の補正をかけた。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード マニュアル露出
絞り F4.5
露光時間 1/800s
ISO感度 ISO640
露出補正 -1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアル
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 コンドミニアムの噴水を撮影。

105mmは中望遠レンズとしても役に立つ。

水の流れを映し止めるためにシャッター速度を1/2500sとしてISO感度はカメラ任せとした。ISO2500にはとても見えない。現時点で最強の高感度耐性を持つD4によって、D3以上に積極的にISO感度自動設定を使えるようになった。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F9
露光時間 1/2500s
ISO感度 ISO2500 (オート設定)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 コンドミニアム敷地内の花壇に咲く花。

マレーシアは全般的にいい加減な国であるが、花壇や庭に限って言えば、その管理能力はかなり長けていると思う。常夏の国が故に、年がら年中花が咲いているので、マクロを一本持ち出せば被写体に困ることはないだろう。l
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F4.5
露光時間 1/800s
ISO感度 ISO640 (オート設定)
露出補正 -1.0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアル
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 「AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D」をポートレート用途で使ってみた。

背景のボケ味は「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」に劣るのは当然だが、「瞳」の解像感は流石。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F3.5
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO250 (オート設定)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード マニュアル
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 背景のレモン型のボケが気になってしまうが、ピントが合っている面の産毛や透き通った角質までをも解像し切るマクロレンズの実力は侮れない。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F3.2
露光時間 1/800s
ISO感度 ISO450 (オート設定)
露出補正 +0.5
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 手持ち

機種 D4 ちなみに左側が同じ場所から撮影した、「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」による画像。右側は同じく「AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF」で別の日に撮影した画像。注目は何と言っても背景のボケ味の違い。

何万枚もこのレンズで撮影しているが、その他に所有しているレンズ群と比して、頭3つくらい頭抜けたボケ味を持つレンズだと何万回も再確認させられてしまう。
特に木漏れ日を背景にした時の丸ボケの美しさは別格。経験上F2.8〜4で、条件の良い木漏れ日をバックにすると最強神レンズとなる。実際、何万ショットも撮っているが、全く飽きることはない。
レンズ AiAF Nikkor 85mm f/1.4D IF
絞り F3.2 / F4
露光時間 1/800s (オート設定) / 1/160s
ISO感度 ISO450 / ISO100
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 85mm
AFモード AF-C
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 なし。手持ち。

機種 D4 驚異のISO10000で撮影。
言われなければISO10000とは思えないほどノイズが抑えられているのはD4ならではと言った所だろう。D4の高感度は、使える高感度だ。

夜の室内で、105mmのマクロレンズを使用して、しかもシャッター速度1/500sで塗り絵を描く鉛筆の先を写すなんて、一昔前では考えられなかったし、思いつきもしなかった。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F3.5
露光時間 1/500s
ISO感度 ISO10000 (オート設定)
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード AF-C シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 ポータブル三脚

機種 D4 愛用のFABER CASTELL(ファーバー カステル)の色鉛筆。
滑り止めのイボイボが程度なグリップ感を生み出し、絶妙に柔らかい塗り心地を演出してくれる。

大型三脚では卓上マクロ撮影のセッティングが難しいが、Fotoproのポータブル三脚ならば気軽にマクロ撮影を楽しめる。気軽に・・・と言っても、レリーズケーブルにミラーアップとブレ追放の努力は怠ってはならないのは当然のことである。
また、視力が弱いボクにとって、静物マクロ撮影時のライブビュー拡大機能は厳密なピント合わせにおいて、もはや手放せない機能だ。
レンズ AiAF Micro Nikkor105mm f/2.8D
露出モード 絞り優先オート
絞り F18
露光時間 2.5s
ISO感度 ISO200
露出補正 0
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 105mm
AFモード ライブビュー・マニュアルフォーカス
ピクチャーコントロール スタンダード
三脚 三脚/レリーズケーブル/ミラーアップ


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