shinzou's Malaysia Life
ドリアンシーズン
マレーシアでは6月ごろになると必ず話題になるのが「ドリアン」である。ドリアンの事を知らない人がドリアンと聞くと、いたずらにとにかく臭くて不味いフルーツというイメージが先行してしまっていると思うが、はっきり申し上げるとドリアンほど素晴らしく旨いフルーツは世界中探してもどこにも無いんじゃないか?と思えるほどの禁断のフルーツである。
また、ドリアンを食べた事があっても、「あまり美味しくなかった・・・・。」と感じられたのであれば、それは旨いドリアンに当たっていない可能性が非常に高い。というのも、ドリアンほど当たりと外れの落差が激しいフルーツもなく、不味いドリアンは不味い。そしてその逆に、旨いドリアンは天井知らずの超絶な旨さを持ち合わせているのだ。
ところで、KL近郊のドリアンと言えばSS2のドリアン屋台が有名だが、先日SS2に足を運んだところドリアン屋台が消失!?してしまっており、どこでドリアンを入手するか悩んでいたところ、サウジャナ近郊でドリアン屋台を発見したので早速購入して見た。

その場所はコチラ。サウジャナを出てすぐの路肩。移動式屋台であり、しかも2015年6月現在での話であり、将来的にもここに屋台が来るのかは全く不明。普通に考えれば、来年はいないと思っていた方が自然であろう。取り扱い銘柄は「Udang」とカンポン(田舎の)無名ドリアン。UdangはRM22/kg、カンポンはRM10/kgだった。

先に申し上げた通り、ドリアンは当たりと外れの落差が激しく、購入する前は必ず試食してから買う事にしよう。また、よくあるドリアン屋の手口は単なるカンポンドリアンを「ムンサンキングRM30/kg」とか言って騙そうとしてくる。そういった意味でも、ボクは必ず試食してから購入している。
今回はまず安いカンポンドリアンを開けてもらうが、固くて味がない・・・。「固くて不味い。全然ダメ。」と正直に伝えると、決まり文句のように言われるのは、「大丈夫大丈夫。これがドリアン。問題ないよ!」などと言って開けてしまったドリアンを売りつけようとしてくるが、そのような売り文句は完全にスルー(無視)しよう。売り子は不機嫌になるが気にしない。

仕方がないので「Udang」を開けてもらったところ、流石は銘柄の付いたドリアン、超・食べごろ!味も雲泥の差。という訳で、Udangを3kg購入する事にした。「Udan3kg」と伝えると、売り子はご機嫌。

昔は中身を出してタッパーに入れて持ち帰ったが、ドリアンは鮮度が命。食べる数秒前まで開けたくない。なので最小限の切れ目だけを入れてもらい、丸ごと持ち帰る

ドリアンが登場し、大喜びで飛び寄ってくる次女。

切れ目からドリアンをこじ開けると、中から肝臓のような形をしたドリアンが顔を出す。これはまさに、フォアグラだ。開けたてのドリアンは、素晴らしく香ばしい。

両手で掌底をするようにドリアンを押し広げると、次々にフォアグラが顔を出す。小さい隙間からミニフォアグラが出てくると、ラッキーな気分になれる。

ドリアンを買ってくると、妻は「え”ドリアン?部屋がクサくなる。」という顔をするが、決まって「悔しいけど旨い・・・。」という感じでドリアンが止まらなくなっている。

次女・三女もドリアンに食いつきまくり。

実際、今回のドリアンは久しぶりの当たりドリアンで、「これだよこれ!やっぱドリアンはこうでなければ!」と思えるような素晴らしいドリアンだった。

2玉目に突入。2玉目は完熟で発酵しており、独特のアルコールっぽい風味がする。ビターテイストだが極めて甘く、100種類のフルーツを混ぜ合わせた濃厚ねっとりチーズ。

これはマジ当たりドリアン。

一瞬で2玉を完食してしまった。

まだぜんぜん食べ足りない・・・。

当たりドリアンに出会えると、また当たりドリアンに出会いたくなって、また買ってしまう。当たりと外れを繰り返すうちに、気が付くとドリアン中毒になってしまう。マレーシアに住んでいながらまだドリアンを食べた事がないという残念な方は、今のシーズン中に是非ドリアンに挑戦して頂きたいと思うんだ。日本でこんなに旨いドリアンは食べられませんぜ。


マレーシア短期観光者へのお勧め度
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※折角ドリアンシーズンにマレーシアに来られたのであれば、それを食べないで帰る。なんていう事をしてはならない。

マレーシア駐在員・長期滞在者へのお勧め度
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※長期滞在していながらドリアンを食べた事がないというのは勿体なすぎる。本当に旨いドリアンは本当に旨い。当たりドリアンに出会えたら、クセになるはずだ。
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