shinzou's Malaysia Life

マレーシアのお昼ご飯
時間が経つのは早いものでマレーシアに来てから3年半も経ってしまった。3年半もそこで暮らしていればその環境にも慣れて、大抵の事では動じなくなるわけだが、一貫して苦手なものがある。それは「CANTEENのマレー料理」だ。会社には「CANTEEN(キャンティイン)」と呼ばれる社員食堂があるのだが、こればっかりはマジ無理で、かれこれ3年以上利用していないし、これからも利用するつもりはない。不測の事態に備えて予備のカップラーメンを常備しているが、それさえ無くてこの「CANTEEN」を利用せざるを得なくなったとき、ボクはいっそのこと昼食抜きでやり過ごす。
マレーシア旅行に来た際99.9%の方は「CANTEEN(社員食堂)のマレー料理」を味わえる機会はないかと思うが、もしそんな機会があったらぜひ試してみよう。これに半年耐え、しかし一度挫折してしまったらもう二度と口はできない。そんな破壊力が「CANTEENのマレー料理」にはあるのだ。実際「世界一不味い料理」と公言したはばからない方もいらっしゃる。勿論、人によって耐性が異なるため何年食べても平気・・・むしろうまいという方はいらっしゃるが、ボクにとって無理なものは無理なのだ。

しかし、非常に運が良い事にマレーシアは多民族国家であるため、中国系やインド系など多国籍の料理が楽しめる国でもある。それらの中で日本人に最も親和性が高い料理はやはり中華系であろう。例えばこちらのチャーハンに慣れてしまうと、日本のチャーハンは偽物だったんだって思い知らされることになるだろう。チャーハンは、長粒米(いわばタイ米)で作ってこそ初めて本当にうまいチャーハンとなる。

そんなわけで、お昼ご飯を外部の屋台から調達することがたまにあるのだが、日本とはかなり異なった方法でお昼ご飯が包まれてくるのがマレーシア。これもマレーシア文化の一つとして参考までにご紹介したい。

「・・・。」


思いっきりビニール袋に直盛り!

マレーシアには冷凍食品文化がないので、その場で調理したものを頂くのが基本。それは大変結構な事だが、アツアツのご飯をビニール袋の上に直に盛り付け、それを縛って包む。たまにこのビニール袋がフライパンか何かの熱で溶けて変形していることがあるが、そういった細かい事を気にしてはならない
この光景を目の当たりにすると、日本で耳にする「環境ホルモン」とかいう概念なんてここにはない事が分かる。「かんきょうほるもん?なんすかそれは?」ってな感じだ。ちなみにこれにはバリエーションがあって、上記のような「ご飯ものタイプ」に加え「麺(ヌードル)」や、もっと言うとテータレなどの「ドリンク類(ストロー付き)」もある。

環境ホルモンという言葉に脅されてきた日本人にしてみればギョッとするような盛り付け方法だが、でも大丈夫紙なしホーストイレだって3回やれば慣れるように、ビニール袋だって3回食べればすぐ慣れる。むしろ「プラスチック容器を使ってないし、これって実は環境にやさしいんじゃ・・・!?」とか思えるようになったら本物。マレースタイルに馴染んだ証拠である。


ちなみに小さな子袋に入っているのは「チリパリ」と呼ばれているもので、しょうゆライクなものにチリを刻んで入れたものだ。

これをご飯の上にドバッとかけて、一口に一粒のチリをつまみながら食べる。その刺激に慣れてしまうと、これ系のご飯で「チリパリ」が付いてこないと非常に物足りなく感じるようになる。このことについては、マレーシアで働く男性駐在員であれば100%同意していただけるものと思っているのだが、如何だろうか。

ボク達マレーシア駐在員は、このように工夫しながら日々を乗り切っているのだ。


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