shinzou's Malaysia Life

THAI KRABI 旅行 - KLIA2 -
日本は国土が完全に海に囲まれており、約1時間程度のフライトで行ける隣国と言えば韓国くらいしかない。よって本格的な海外旅行と言えば、自宅を出て新幹線に乗って東京に行き、フライトの2時間前には成田に到着して、さらに数時間のフライトを耐えてやっと目的地に到着できる。一人で行動するならばどうってことないが、例えば小さい子供3人を含めた5人家族でそれを実行しようとした場合は「綿密な計画と下準備」「予算」そして「覚悟」が必要になってくるだろう。

それに対してマレーシアはマラッカ海峡に代表されるように、昔から各国との交易が盛んな国だ。地図を見ると一目瞭然だが、隣国へのアクセスがとても良い国なのだ。空港も日本の成田のように離れた場所にあるわけではなく、「クアラルンプール国際空港」や今回ご紹介する「KLIA2」は自宅からクルマで40分程度。最寄りの「スバン国際空港」に至っては自宅から7分で到着できる。

それらの空港からシンガポールには1時間で行けてしまうし、2時間程度のフライトであれば、タイ・インドネシア・ベトナム・カンボジアなどなどの周辺諸国に軽々と手が届く。誰もが知るAir Asiaは、マレーシアに拠を構える大御所LCCキャリアである事から分かるように、マレーシアでは海外がとても身近なのだ。しかもこの辺りは年中夏なので、季節とか寒さとかをあまり気にする必要がない。南国の海に旅行に行くならマレーシアほど恵まれた国はないのかもしれない。

ボクはそんなマレーシアに住んでいるわけだが、このたび我が家と友人ご家族の合計3世帯で「タイ・クラビ(KRABI)」へ旅行に行ってきたのでご紹介したい。クラビは地図上マレーシアの左上にあり、約2時間のフライトで到着できる。使用キャリアはAir Asia。空港は2014年に開業したばかりの「KLIA2」である。2014年現在KLIA2を利用したことがない方は大勢いらっしゃると思うので、まずはKLIA2の様子をご紹介したい。

もともと、Air Asiaに代表されるLCCキャリアは「KLIA LCCターミナル」を使用していたが、LCC利用客の増大に伴い、場所を変えて規模を拡大しKLIA2を開業させたものである。

KLIA2の着工から開業に至るまでは、安全監査で引っかかるなどして工事が遅延に次いで遅延した結果、莫大なペナルティがコントラクターに課せられるなど、はたから見ていても相当な紆余曲折を経ている感があった。

KLIA2へのアクセスだが、高速をKLIAに向かって車を走らせると、途中でKLIA2の標識が出てくるのでそれに従うとKLIA2に到着できる。開業したばかりだけあって、全体的にきれいだ。

駐車場は数階層あり、だだっ広いうえに、ABゾーンがある。空港内は複雑で、DepartureとArrivalで階が当然違う。つまり行きと帰りで景色が変わるので「迷うこと必至」。

クルマを何階の、どのブロックに停めて、どのエレベーターを使って入ってきたのかを逐一スマホで記録しておく。これすごく重要。

帰ってきて疲れている中、スーツケースを転がしながら「ド級に迷ってクルマを何時間も探し、さ迷う地獄」を味わうことになるだろう。

車を降りたらDeparture Gateに向かうが、ここはショッピングメガモール?と見紛うほど店が並んでいる。買い物をする時間なんてないので、とにかく歩を進めよう。

上から三番目が我々が搭乗したクラビ行きのフライトだ。実際には2時間前には到着していた。

LCCは利用客が多いので、事前に「ウェブ・チェックイン」を済ませておくことが必須。「ウェブ・チェックイン」とは、言わずもがな事前に自宅でチェックインして、航空券を自前プリントしておくことだ。航空券の発券ごときで30分も並びたくはなかろう。

ウェブ・チェックインを済ませているので、最初から荷物預かりの列に並ぶ。朝の5時半だというのに、この混雑。荷物のドロップだけでも20分は覚悟しよう。

いざDeparture Gateをくぐり、出国審査、ゲートへ向かうというのはどの空港でも同じだが、KLIA2はだだっ広い。

サテライトをつなぐ電車みたいなのがないのは良いとして、「動く歩道」すら整備されておらず延々と歩くなど、突貫工事ぶりがうかがえる。

しばし歩いて目的のゲートに辿り着いたらしばし待って、出発となる。

いろいろ書いてしまったが、結局のところ手順はどこの空港に行っても同じ。でも、初めてKLIA2をご利用される方であれば、下記の注意点を目を通していただいて損はないだろう。

(1)事前の「ウェブ・チェックイン」は必須。航空券の発券で30分も並びたくはないだろう。荷物預かりだけでも結構並ぶことになるから、下手すれば航空券の発券と荷物預かりだけで1時間コースになってしまう。

(2)クルマをどのブロックの、どの階に停めたか、そしてどのルートを通って、どのエレベーターを使って入場したのか逐一スマホで撮っておく。記憶力に自信があったとしても、非日常の旅行から帰ってきて全てを正確に思い出せるだろうか?行きと帰りで出口が違うから景色も違う。このだだっ広い空港・駐車場では、あいまいな記憶力なんて役に立たず、この空港と駐車場を甘く見ない事だ。

(3)LCCは利用客が多く、荷物預かり・イミグレーション・荷物チェック等、どこで行列が出来るか読めない。ゲリラ的に大行列が発生するだろう。かつ、だだっ広くて移動手段は基本的に「徒歩」。ギリギリになって空港内をダッシュするハメになるくらいであれば、余裕を持って2時間前には到着しておきたい。何が起こるか分からないのがLCCキャリア。速めの行動を。
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