shinzou's Malaysia Life

骨肉茶(バクテー)
最近の「shinzou's Malaysia Life」はグルメネタで押しているが、その理由は日本人が海外で快適に生活できるか否かは、その国の食事環境が非常に重要だからだ。お遊びグルメ紀行なんかでは決してなく、当事者にとっては非常に重要で、切実な問題でもある。というのも、もし仮に、その国の料理が口に合わず、しかもその国の料理しか選択肢がなく、朝・昼・晩・365日、数年間その食事が続いたとしたらどうだろう?ボクだったら病気になってしまう。イタリアに10日間旅行して、しばらくはパスタとピザは見たくなくなったとか、そんなヤワな次元の話ではないのだ。

そして、ここで断言してしまうが、ボクは「マレー料理」というものが大嫌いである。もちろん、食わず嫌いで言っているのではなくて、半年間食べ続けた上での話だ。
基本的にマレー料理は油まみれで、辛いか激甘、茶色か赤色のみで構成されていることが多い。思い返すとマレーシアに来たばかりで、家族が来馬するまでの半年間、会社の食堂で半年間激マズのマレー料理を我慢して食べ続けていたのだが、あれは地獄だった。そして家族が来馬し、妻が弁当を作ってくれるようになったのを境に、一切のマレー料理を口にすることができなくなってしまったのだ。今では昼食に会社の食堂しか選択肢がないシチュエーションに遭遇した時は、いっそのこと昼食抜きで乗り切るほど、マレー料理は徹底して嫌い。

しかしボクにとって非常に運がよかったことは、マレーシアはマレー人だけではなく、チャイニーズやインド人、その他様々な人種で構成されている、多人種・多宗教国家であるということだ。つまり、マレーシアには中華屋台・レストランが多数存在しているのだ。基本的に日本人は中華料理と親和性が高いので、例えマレー料理が食べれなくても、時に中華料理で回避できるのだ。といっても、毎日中華料理なんて食べられないのだが・・・・。

そんなわけで、今回は「骨肉茶(バクテー)」というものをご紹介したい。上記では中華料理云々と書いたが、これは中華料理ではなくて、マレーシアやシンガポールで独自に育まれた郷土料理だと思われる。
骨肉茶に関するウンチクはwikipediaに任せるとして、これが実際の骨肉茶の写真である。骨付き豚肉、レタス、その他名前が分からない何かが、独特の薬草っぽい香りとともにグツグツと煮えたぎって出てくる。大人にとっては結構うまいものだと思う。

それをご飯(長粒米、タイ米のようなもの)に汁をかけながら食べる。これが日本米だったらベチャベチャになってしまうので、日本では不味いと定評がある長粒米(タイ米系)がパラパラした触感でBetterだ。

その土地のコメには、その土地ならではの使い方がある。昔、日本政府がタイ米を輸入して失敗したのは、それを日本米と同じようにして使おうとしたからだ。タイ米は、チャーハンにしたり、骨肉茶などと一緒に食べて初めて真価を発揮するコメなのだ。

個人的には何度も口にしたことのある骨肉茶であるが、薬草のような独特な味を持つため、子供達は食べられないんじゃないかって勝手に判断して実は、今まで子供達には食べさせたことがなかったのだ。
しかしある休日、目的としていたラーメン屋が閉店しており、他に選択肢が思い付かなかったので遂に子供たちを連れて骨肉茶の屋台に入った結果が以下である。

ガッツリいってます・・・・。

それも、これ以上ないってほどに・・・。


結果的に長女、二女、三女ともに抵抗なく、ボクの想定以上に食いついていた。たぶん、日本に普通に住んでいる子供だったら骨肉茶云々の前に、油ギッシュな店の雰囲気から入店すら嫌がると思うのだが、うちの娘たちはたくましく成長したものだ。


マレーシア短期観光者へのお勧め度
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※折角マレーシアに来たのであれば、バクテーは味わっておきたいものだ。

マレーシア駐在員・長期滞在者へのお勧め度
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※マレーシアに住むのであれば、バクテーは初期のうちからトライしておきたい。気に入ればリピートできる食事になりうる。
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