shinzou's Malaysia Life

マレーシアコンドミニアムのシャワー
本件について詳細な状況も分からないのに、ホームページに載せてしまうのは如何なものかと迷ったのだが、マレーシアのコンドミニアムに住む方々が安全上知っておいて、少なくともマイナスにはならないと思うので載せる事にした。

何があったかというと、モントキアラのコンドミニアムのシャワールームにて日本人のご夫妻が感電死するという事故が発生してしまったのだ。詳細は不明であるが、夫がシャワー中に感電してしまい、助け出そうとした妻も巻き添えになったそうだ。そして6カ月の赤ちゃんが残されてしまうという、他人事ならぬ大変痛ましい事故である。

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このような時、日本人の間での情報網と言うか、その伝達速度は凄まじく速いと思ったのだが、事故が発覚した瞬間から、日本人間で伝わりに伝わって、ものの数時間でボクの耳に入る事となった。初めて聞いた時には「なぜシャワー中に感電?」と思ったのだが、話を聞くうちにボクが知らなかっただけで、実は類似した事故は何回も起きているそうだ。

マレーシアの一般的なシャワーは、電気温水器である。使用方法自体は簡単で、使用する前に電源スイッチを入れ、しばらく経ってから(温まってから)使用する。

日本では電気温水器での感電死事故なんて聞いた事がないので、そんな事故が有り得るなんてボクは全く知りもしなかったし、想定もしていなかった。
ボクだけではなくて、ほとんどの日本人の方々はそのような事故が起こり得るなんて知らないと思う。

しかし、娘たちに付けている英語の先生(インド人)の話を聞くと、この手の感電事故はマレーシアではたびたび起こっており、ローカルの中では珍しい話ではないというのだ。しかし、日本人含め外国人駐在員は滞在期間が数年と短いために、事故が起こっても数年経つと人が入れ替わって事故が忘れ去られ、そしてまたどこかで事故が再発してしまうそうだ。

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品質が高く、安全係数が高い製品に囲まれて暮らしている日本にとってみれば耳を疑うような話であるが、こちらの電気温水器はやたらに強力な割には低品質だったり不良品だったり整備されていない事が多いので、危険なのだという。
なので、電気温水器による事故を防ぐためには、「使用前に電源を入れて温まるまで待ち、使用中は電源を切る。」のが確実な方法であり、実際に多くのローカルの方々は、そのように使用しているそうなのだ。使用中に電源を切るという事は、ゆっくりシャワーを浴びていると後半で水がぬるくなってきてしまうのだが、大抵はぬるくなる前に上がれるし、何より感電事故を防ぐ事が出来るだろう。

ボク達は行動している以上、想定外の事故はどこででもあり得る。歩道を歩いていたらクルマが突っ込んでくるかもしれないし、落ちてきた看板に当たってしまうかもしれないし、エレベーターが突然落っこちるかもしれないし、これから5分後にコンドミニアムが倒壊してしまうかもしれない。どこにいて何をしようと、想定外のことは起こり得るのは分かっているのだが、この事故はあまりにも悲しいと思う。

毎日のように交通事故が発生しているマレーシアにおいて、確率でいえば明日ボクがクルマの運転をして事故に遭う確率よりも低いし、不慮の事故を気にし出したらそれこそキリがないのだが、我が家に数少ないルールが出来た。「シャワーを使用する際は、温水器の電源を切る。」
そうすることによって感電のリスクをなくすことが出来るのであれば、それに越したことは無いと思うんだ。


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