shinzou's Malaysia Life

Taipan - タイパン -

今回はボクが務める会社の近くにある、タイパン地区をご紹介したい。このタイパン地区、日本のガイドブックには絶対載っていない超マイナーなエリアだが、観光とは無縁のエリアにこそマレーシアが凝縮されているのだ。ちなみに何故タイパンかというと、タイパンのすぐ近くに2カ月ばかり仮住まいしていたからだ。



この地区に住んでいた頃、夕飯はもっぱらこの中華屋台だった。あの頃のボクはまだマレーシアに不慣れで、ボクが食べれるのは唯一この中華屋台しかなかったのだ。
この中華屋台に来ると、身体一つで全く別環境での生活をしていた頃が思い出されるなぁ・・・。あの時は今まで築き上げたものを全て捨てて、生身の身体一つの状態にリセットされていた状態だったんだなって改めて思う。服すら満足に持っていない、本当に身体一つの状態だったんだ。
良いか悪いかは別として、人生の中でそんな経験は中々出来ないと思う。


プラスチック製の机イスが雑然と並べられた店内。

床は脂っぽく、ごちゃごちゃしていて、いろんな人がいるので落ち着きがない。
受けつけない人は受けつけない雰囲気。

なので、妻は少し絶句気味


区画ごとにオーナーがいて、小さな屋台に場所を貸しているのが普通。ここは屋台が10個位入っている。

ドリンクを扱っている店が、その場を取り仕切っているらしい。

屋台は時間で入れ替わるらしく、ここは夜中の2時までやっている。


一つ一つの屋台は日本のお祭りの屋台を少し大きくした程度。

お世辞にも清潔感があるとは言えない。


ボクがいつも注文するのは、麺系。
麺=ミー(Mee)

ボクの好きなイー・ミーやロー・ミーは昼間は無かったので、仕方がなくカレー系を。

「カリーミー。」と言えば通じる。

たったの4.5リンギ。


なんとかミー。
とにかく頼んでみたらこれが来た。
絶句気味だった妻が恐る恐る食べてみると・・・・。
「予想以上においしい。てか旨い!」と、かなりの驚きをもって迎え入れられていた。

店の小汚いオヤジが、それこそ乱暴にジャジャッて調理して、しかもたった4リンギ。(100円)
初めて食べる妻が警戒したのは当然であるが、ハッキリ言ってうまい。これこそ庶民の中華の味なのだ。
ちなみに端に写るジュースもその場で絞るのが基本なので、断然フレッシュでおいしい。

ボクがここに住んでいた頃は、朝はコンビニのパン2つとジュースで5リンギ。お昼は会社のキャンティン(食堂)で3リンギ、夜は中華屋台で10リンギ。1日20リンギ(500円位)あれば十分朝・昼・晩を食べれちゃうのである。1週間で3000円しか使わなかった週もある。


ところ変わって、タイパンの歩道。

歩道は日本のそれと比べると酷いつくりである。

5歳、2歳、0歳児を連れて歩くのでベビーカーは必須となるが、バリアフリーという概念ゼロなので困ったものである。


歩道、その1。

飛び出たコンクリートブロック

よく見るとブロックからは鉄筋が3cmばかり頭を出しているので、酔って転倒すると超危険


歩道、その2.

歩道に突然階段

高低差の補正は全て階段でまかなっているため、数10メートルごとに階段がある。


極めつけはこれ。

謎の植木鉢が点在している。

これじゃ通れないよ!


最初は驚くが、この位は通常レベル。感覚がマヒしてきて、じきに何も感じなくなる。しかし改めて思い返すと、日本の歩道は素晴らしく整備されていたなぁ・・・。


マレーシア短期観光者へのお勧め度
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※ここは観光地ではない。あ、でKL市民の生の営みを体験したい人には良いかも。

マレーシア駐在員・長期滞在者へのお勧め度
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※ここは観光地ではない。唯一、何故かここにすき屋出来たそうなので、星2つ。
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