試乗の部屋
2007年モデルは1584cc!

先日お伝えした通り、残念ながら進ゾウはハーレーを手放してしまいましたが、ハーレーに飽きた・キライになった・事故ってしまったといった、ネガティブな理由ではなく、娘の誕生というポジティブな理由で手放しています。当初、ハーレーを手放してしまった喪失感は相当なものでしたが、最近ではハーレーが無い生活にも慣れてきました。

現在では娘が大きくなったときのためにハーレーを物色する毎日(笑)。ヤフーオークションでショベルのローライダーやワイドグライド、メジャーショップでカスタムされまくったハーレーがお買い得価格で出品されているのを見て、アレがイイ、コレはイマイチなどと言いながら、一人で盛り上がっております。ハーレーに乗りたくて仕方がなかった、あの頃に近い状態かもしれません。そんな訳で、9月に発表された2007年モデルはハーレーを所有していた頃よりも心が躍ったのです。

2007年モデルは、TC96というニューエンジンそのものがサプライズ。排気量が拡大され、その方式はボアアップではなくてストロークアップ!ロングストロークがハーレーの持ち味の一つと考えている進ゾウにとって、この変更は喜ばしいことです。それにしても進ゾウの中でビックツインエンジンのチェンジサイクルは約15年と思っていたので、この事はまったく予想外でした。DOG YEARとかMOUSE YEARなどと言われているこの時代、ハーレーも開発サイクルが短くなったのでしょうね〜。そして6速化。ダイナ系はともかく、ソフテイル系の6速化にはちょっとビックリしました。
そして、全車インジェクション化されました。この事はある程度予想していたので驚きはありませんでした。キャブ仕様を狙っていた方には残念な変更かと思います。

ストロークアップに6速化。以前は大枚を叩かなければ出来なかった事。特別だった仕様が、当然の仕様となったのです。つまり同じツインカムでも、TC88とTC96はまったく異なるハーレーだと進ゾウは考えているのです。

そんな訳で、長野県長野市のモトロマンさんにて、2007年モデルに乗っちゃいました!車両はTC96Bを搭載したファットボーイと新登場のXL1200Lです。ハーレーに乗るのは、愛車を手放して以来の事。緊張・・・?緊張なんてしません。ハーレーに乗れる喜びの方が圧倒的に勝っています。操作は体に染み付いているので、10年乗らなくたっても即日乗れますよ。なお、ハーレーに関する殆ど全てのものは処分していますが、ヘルメットと長年愛用したグローブだけは残してあるのです。いつかまた来るその日のために・・・。

尚、今回の試乗記は、ハーレーに乗れる喜びと感動が強かったので冷静に分析できていません。(いつもそうかもしれませんが)、大袈裟な表現や、誤った項目があるかと思いますのでご了承ください。まずは下記ムービーを見ていただければ、進ゾウの喜びようが分かるかと思います。

妻いわく、「水を得たサカナ」のようだったと(笑)。

FLSTF / TC96B
1990年に登場したFLSTF(ファットボーイ)は長命モデルの一つかと思います。そして、細かい変更はあれど1990〜2006まではあんまりデザインを変えて来なかったのですが、2007年モデルはファットボーイと説明されなければ気が付かなかったほど変わりました。まず、ファットボーイの代名詞的なあのロゴマークが全然違う形状になりました。模様も違うので、この時点でファットボーイと分かりません。シートデザインも変わりました。このように外観的に大きく変わったファットボーイ。中身はどう変わったのでしょうか?

搭載されるエンジンはTC88BをストロークアップしたTC96B。吸気はキャブレターからインジェクションに変更されました。早速跨ってエンジンをかけると、1970年代のハーレーのイメージはもはや完全に消え失せ、高信頼性の重量級モンスターマシンと言ったイメージがピッタリです。クラッチをつなぎ、アクセルを開けると豊富なトルクでものの数秒で法廷速度オーバー域に突入してしまいます。低回転域からアクセルを開けるとゴロゴロした感触が伝わってきます。ハーレー社が言う、「バランサーによって不快な振動を減らし、心地よい’’鼓動感’’を味わう」と言うツインカムソフテイル系のコンセプトは、TC96Bによって完成の域に入りました。ハーレーのモデル間による比較は好きではないのですが、ノーマルの状態における鼓動感はTC88BよりTC96Bの方が上でしょう。インジェクションについては、今回の試乗では全く気になりませんでしたが、購入して、乗り慣れて、乗り味を変えたいと思った時にどのようなカスタムをすればよいのか進ゾウには想像すらつきません。それでも、ハーレーのカスタムパーツは星の数ほどあるので、何らかの手を施せるようになるかと思います。

操作に関しては、フットブレーキの位置がエボリューションファットボーイより遠く感じます。「あれ?こんなに遠かったっけ?」って。慣れの問題もありますが、160cm台の方が乗るにはちょっと厳しい気もします(因みに進ゾウは173cm)。TC88以降のハーレーは大型化されていますが、日本人が程よく乗れるダイナ系サイズのソフテイルは出てこないのかねぇと思います。

総じて、TC96から受けた印象はかなり良い!という感じです。是非、ダイナ系にも試乗したいと思いました。唯一、キャブレター仕様が無いのが残念ですが、時代の流れから考えても、仕方がないかな〜と思いました。

XL1200L
XL1200Lはタンクがデカイのが特徴です。その容量は17Lもあります。スポスタと言ったらスリムなタンク、それも、(確か)1996年まで存在していた8.5Lのピーナツタンクが好みの方も多いかと思います。10年で2倍になったと言うわけです。その大きいタンクゆえ、パッと見、「らしくない」と感じる人もいるでしょう。蛇足ですが、エボリューションFLST系は15.9Lです(笑)。あのタンクの造形は本当に美しかった・・・(回想モード)。

実際に跨ってみると、「L」の名の通り、身長173cmの進ゾウだったらかかとまでべったり足がつくから安心感があります。体格に自信がない方でも、これだったら安心です。妻にはスポスタ系の方が見た感じ似合っていると言われたほどです(笑)。確かに、走行中にガラスに映る自分を見ると、スポスタのほうが違和感が無い(笑)。次はスポスタにするかな?ヤフオクで50万円程度で有るし・・・。だけど、今のところショベルのワイドグライドに乗りたいんですよ(笑)。ショベルだったら今ほど大きくないですし、進ゾウにも違和感ないかなぁと・・・。

エンジンをかけると、そこは1200スポーツスターエンジンを搭載しているだけあり、レスポンス・ダッシュ力・パンチ力は抜群。「スパンスパン行けちゃうよ。」ってな感じでとっても気持ちの良いエンジンに仕上がっています。そもそも、ハーレーに乗れる喜びで舞い上がっちゃっているので、面白くって当然です。上の動画を見ていただければ、そんな感じがしますよね・・・(^^;。

尚、スポスタシリーズの中で進ゾウの勝手なお勧め車種を挙げさせていただきますと、1200Rです。理由は、昔ながらのスポスタのデザインを踏襲しつつ、1200エンジンを搭載しているからです。あと、883Rのブラックもカッコいいと思いました。


次は、TC96を搭載したダイナ系!コイツに試乗したいなぁ・・・・。

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