試乗の部屋
V-ROD

HARLEY-DAVIDSONは長い間、市販車として世界最高の空冷エンジンを世に送り出し続けています。
しかし、いつかは水冷が出るんだろうなーと思っていたが、まさかこんなに早くお目にかかることができようとは・・・・。
今までのHARLEY-DAVIDSONと比べても議論にならない位、別物です。

エンジン火を入れると、明らかに水冷エンジンの音。
「 ギュイーン!ギュイーン! 」って(爆音の部屋に収録されています)。
アクセルを煽るとタコメーターの針が跳ね上がり、既存のハーレーとは別物。

そして、走り出すと・・・。
「 ヤッベー!何だコリャ? 」
むっちゃくちゃに速いです。
登坂車線だろうが何だろうが、猛烈な加速であっという間に100Km/hです。
TC-88が速いと書いていますが、速さの次元が違います。この猛烈な加速にしてフォアードコントロールのため、体がついていきません。このパワーを本気で使いたいならバックステップが必須です。

曲がる時は、私には無理のある体勢からか、それともこのバイクの’’クセ’’なのかは分かりませんが、違和感のあり、最後までこの操作感に慣れる事はありませんでした。が、慣れてしまえば大した事無いでしょう。

醸し出す雰囲気も今までとは一線を画す物です。
ホンダのVTマグナに似ているのが、元マグナ乗りとして気になりますが・・・・。

唯一の欠点を挙げるならば、
どこでこのパワーを使えばいいのか?デス・・・。
クレイジーな加速を好む方、既存のHARLEYの枠にとらわれない新しい感覚を持った方、是非このV-RODを所有してみてはどうでしょうか?
HARLEY-DAVIDSON創立から約100年経って登場した、市販車初の水冷エンジン。その意義は我々が考えているより重いものかもしれません。

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